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2020-01-25出版社や編集者を馬鹿にしたコメントを書くことは多いが、もちろん自分で手にした書物を自分なりに妥当だと思う理由や基準で高く評価したり、ここでお勧めすることもあり、そういう書籍の出版に携わった著者や編集者や関連する業務の人々に敬意を払う意思はある。たとえば、社会科学では「有斐閣ストゥディア」という叢書に良書が多いという感想を持っていて、実際に5冊ほど目を通したのだが、概説書としてよく書かれているものが多い。図書館で借りて読んだものも含めて、これまでに書名を挙げて難詰している事例が一つもないという事実が示すとおり、2,000円前後の対価を出して、時間をかけて読み通すだけの価値があるものばかりだった。いつごろから出ていたのかは覚えていないのだが、試しにアマゾンで検索してみると予想外に多くのタイトルが出ている(有斐閣のサイトでは2013年から刊行されていると書かれており、総タイトル数を調べると7年間のあいだに62タイトルも出ている)。内容について、イデオロギーとして首肯できないという人はいるだろうし、アマゾンのレビュワーでよくいる素人のように学術研究書と同じ水準を要求した上で不満を書き連ねるバカもいるとは思うが、そういうノイズを無視すれば根本的に概説書としての価値がないと断じている事例は、僕の経験では一つもない。(念のために書いておくが、概説書や教科書というものは、的確かつ妥当な水準と分量と内容で書かれたものは学術成果としても称賛に値する著作物であり、僕が日ごろから罵倒している俗書や通俗本などではない。哲学で言えば、内井さんの『科学哲学入門』や西脇さんの『科学の哲学』は概説書だが、なにやらサバイバル人生を煽るような本ばかり書いている四国の元役人とか、最新流行哲学のつまみ食い本ばかり書いている、本来の業績など聞いたこともない人物とか、あるいは麦茶だか爽健美茶だかいうアマチュアの書いたものとかは俗書の類だ。こんなものは、この宇宙に存在している価値などない。)

2020-01-25https://arxiv.org/abs/1802.07000 という論文へのリンクが何か所かでおかしなアンカーになっている。それはそうと、7年も前からあるアイデアらしく、またページの中でも触れられているように CAP 定理ともかかわるので、少し丁寧に扱っておきたい。MD で論説を公開している「シュナイアーの法則」にしても言えることだが、多くの人がとりあえず聞いたことはあるのに、正確かつ厳密に論じた事例が多くない(たぶん日本語では殆ど皆無)コンセプトの一つが、この CAP 定理だろう。クラウド技術やデータベース技術にかかわる技術者なら誰でも目にしたことはある筈だが、単純なトレード・オフであるかのような古臭い理解だけでなく、そう単純なものではないという最近の理解までは知っていても、では厳密な定理の証明を読んだことがあるかと言えば、その所在すら知らないという人も多いと思う。結局、こういうところで海外の IT 企業やネット・ベンチャーとの差が生じるわけで、日本の IT ベンチャーやネット・ベンチャーの起業家や創業者が致命的にダメなのは、ネットワークとかシステム開発とかコンピュータそのものに関心も素養も経験も能力も熱意もないチンピラどものくせに、ネットなら手軽に即座に大儲けできるなどというスケベ根性だけで会社を立ち上げるからだ。東大の修士号ていどしかもっていない、コンピュータ・サイエンスの技術者としても子供レベルのくせに、少し田舎の中小や地方自治体の人間よりもネット・サービスに詳しいていどで、自分が何者かになったかのような錯覚なり自己欺瞞で起業するから、たいていはクズみたいな会社やサービスしか作れないのだ。reublog - CASPaxos

2020-01-25これは6秒の動画を共有する新しい SNS だという。TikTok にしてもそうだけど、こんな刹那的なサービスを立ち上げては利用して、いったい人類にとってどころか、当人にとってすら何の利益があるのだろう。こんなものにかかわる技術がどれほど進展しても、人類の福祉や科学技術の増進には何の寄与もしないと思うんだよね。あと、運営側は勝手に言い張ってるけど、クリエーティブにも寄与しないよ。「断定するな」と言われたって、実際にこんなのは大昔から実はあったということを知ってる上での話だからしょうがない。短時間の動画を時間制限で公表できたり、他人とメッセージの添付ファイルとして短時間の動画をやりとりするサービスなんて、いくらでもあった。そのうえで、そんなものを使ったところで何も生み出せなかったというのが大人の結論なのだ。何かを単に訴えたり見てほしいだけなら、もともと携帯にある機能で撮影した動画を YouTube だろうと Facebook だろうとアップロードすればいいだけじゃん。TikTok が中国で爆発的に流行したのは、単に中国では YouTube や Facebook へのアクセスが規制されたり検閲されているからにすぎないのだ。byte - creativity first

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2017年の夏以降は殆ど投稿していないため(代わりに当サイトの Notes としてメモやコメントを掲載するようになったので)、割愛します。

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