References - 『やちまた』
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ORCID, Google Scholar, PhilPapers.
First appeared: 2018-06-21 14:10:49,
Modified: 2018-06-21 14:10:49,
Last modified: 2022-10-11 15:52:03.
はじめに
このページは、当サイトで公開している特定のテーマに沿った幾つかのウェブページで、それぞれが共通に参照している書籍やウェブページなどを一つの参照・参考文献表(references, bibliography)として集約しています。そのため、各ページで記載している典拠表記(“[河本, 2018: 10]” のようなフォーマットで、参照した文献やウェブページ等を指し示している箇所)は、こちらの参照文献ページで該当する典拠を参照していただくと、具体的にどういう書名でどこの出版社から出た本なのかが分かったり、どういう雑誌の何号に掲載された論文なのかが詳しく分かります。なお、ご利用にあたっては以下のような注意点があります。
- 便利ではあるかもしれませんが、典拠表記では [河本, 2018] のように外部リソースへ直にリンクを張りません。また、このページの文献表に列挙された該当する文献へのリンクも張りません。特に外部サイトのリソースは、遷移した先のページが永続してアクセス可能であるという保証がありませんし、不正アクセスを受けて汚染されている可能性もあるため、URL (URI) をご紹介します。リンクはしているので、アンカーからリソースをご覧いただくのはご自由ですが、当サイトはアクセス先のコンテンツを保証しません。
- Wikipedia のエントリーを参照する場合にお馴染みとなっているように、ウェブページについては、特定の日付において履歴として記録されている固有の内容を参照している場合があります。それ以外の日付、特に日付けを指定しない最新のページでは、内容が変わっている場合もあります。
- 文献についても、僕が実際に目を通した版の書誌情報を優先して表記します。仮に僕が或る本の第2版を読んで、その本は既に第3版が出版されているとしても、僕が優先して記載する書誌情報は第2版のものです(それが正確な「典拠表記」というものです。自分が読んでもいない本の情報を、それが「最新の」情報だというだけで優先して表記するのは、はっきり言ってただの嘘つきです)。したがって、それ以降の新しい版では内容が変わっている場合もあるでしょう。
- 学術専門雑誌に掲載された論説・論文・ニューズレター等については、リダイレクトして最新の URL へ転送する “URI”(学術論文の場合は DOI 等の identifier と呼ばれる指示子)を参照先としてご紹介するようにしていますが、サイトによっては URI の表記がないか即座に探せないデザインとなっている場合があるため、常に URI を参照先として記載しているわけではありません。馬鹿げたデザインによって多くの人が DOI を知らないままリンクが切れたリソースに辿り着けなくなるのは不幸ですが、それは僕たち学術研究者の責任ではありません。
それから、このような典拠表記の方法は一定のレベルで学術研究の訓練を受けた人にはありふれた「作法」のようなものであり、こうする方が色々な点で便利だったり合理的だったりします。見かけの煩わしさに耐えきれず、衒学的だと不平を言ったり反感を覚える方もいるとは思いますが、世の中にはこのように物事を研究したり、情報や意見を交換する仕組みがあるということを知る良い機会だと思ってください。
文献
『やちまた』
『やちまた』の各版については、書籍として公刊されたものとしては、おおむね河出書房新社から出た初版(1974年)と改訂版(1990年)、朝日文芸文庫版(1995年)、中公文庫版(2015年)の四種類があります(「おおむね」と書いたのは、これらの中に「第何刷」として誤植が訂正されているものがあるかもしれないからです。僕は、それらの細かい異同は把握していません)。僕は『やちまた』という書物そのものについて異なる版を幾つも収集するつもりはありませんでしたが、色々と経緯があって河出書房新社の改訂版を除いて三種類の版を所蔵しています。当サイトでは、僕が所蔵している以下の三種類の版について、『やちまた』の該当箇所を典拠表記する際に [§p, 1974a:nn, 1995a:mm, 2015a:oo] と並記します(何度も通読している方であれば、この中の一つだけでも該当箇所の当たりはつくと思いますが、『やちまた』は目次がなく、しかも河出書房新社の単行本には、少なくとも初版には、各ページに第何章を表す欄外表題の数字すら印刷されていないので、それぞれの版だけを読んでいる方のために便宜を計ります。また、更に章立ての番号も添えておきます)。
- 足立巻一
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1974a
『やちまた (上)』, 河出書房新社, 1974 (初版).
- 初めて読んだ当時は朝日学芸文庫版ですら入手困難だっため、古本で買ったものです。河出書房新社の単行本には、それ以降の文庫版にはない写真が数多く添付されています。写真の一覧は『「やちまた」ノート』に詳しく列挙されています。
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1974b
『やちまた (下)』, 河出書房新社, 1974 (初版).
- 上下巻、合せて 3,000 円で手に入れたもの。カバーはなく、代わりに厚手のパラフィン紙で表紙を補強してありました。この下巻にも多くの写真が添付されています。
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1995a
『やちまた (上)』, 朝日新聞社 (朝日文芸文庫, あ19-2), 1995.
- まだ中公文庫版が出ていない頃に携帯用として購入したものですが、特に携行する機会もなく過ごしているうちに中公文庫版が出たので、殆どコレクションになっています。
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1995b
『やちまた (下)』, 朝日新聞社 (朝日文芸文庫, あ19-3), 1995.
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2015a
『やちまた (上)』, 中央公論新社 (中公文庫, あ17-2), 2015.
- 確か、higonosuke さんの「黌門客」というブログの記事で、中公文庫版として再刊されると知りました。その後、書店で呉智英さんの解説だけを立ち読みして済ませていましたが、『やちまた』に関連するコンテンツを作ろうと決めたのをきっかけとして、これから多くの方が接するであろう最新の版で典拠表記しなければ不親切になると考え、買い求めました。
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2015b
『やちまた (下)』, 中央公論新社 (中公文庫, あ17-3), 2015.
ウェブページ、ウェブサイト
- 今村欣史
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『喫茶 輪 ﹣ コーヒーカップの耳』, https://blog.goo.ne.jp/coffeecup0816.
- 西宮市で「ギャラリー喫茶・輪」を経営されている、詩人の今村欣史さんのブログ。特に「足立巻一先生」というカテゴリーでは、今村さんも詩人であることから、詩人としての足立巻一という人物について興味深い記事が多い。
- Wikipedia contributors
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2018
「足立巻一」, Wikipedia, https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E8%B6%B3%E7%AB%8B%E5%B7%BB%E4%B8%80&oldid=69154570 (accessed July 8, 2018).
その他
- 東 秀三
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1995
『足立巻一』, 編集工房ノア, 1995.
- 足立巻一
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1984
『足立巻一詩集』, 土曜美術社 (日本現代詩文庫:15), 1984.
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1985
『人の世やちまた』, 編集工房ノア (ノア叢書:8), 1985.
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1995c
『夕暮れに苺を植えて』, 朝日新聞社 (朝日文芸文庫, あ19-4), 1995(1st.: 1981, 新潮社).
- 庄野 至
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2006
『足立さんの古い革鞄』, 編集工房ノア, 2006.
- 西尾明澄
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2000
『「やちまた」ノート』, 編集工房ノア (非売品), 2000.