Scribble at 2024-07-27 10:03:27 Last modified: unmodified

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近代日本経済の父と言われる渋沢栄一が著した『論語と算盤』が注目を集めている。NHK大河ドラマ「青天を衝け」が火付け役になった。難解なイメージがある『論語』だが、実は日本では古くから人々が「心のよりどころ」にしてきた。『論語』が日本でどう広がり、渋沢栄一はなぜ『論語』に関連した本を書いたのか。文学部中国文学科の石本道明教授と、青木洋司准教授が3回に分けてひもとく。

なぜ日本人は『論語』を「心のよりどころ」にするのか

こういうことを大学が運営するサイトでいけしゃあしゃあと公開するから「右翼大学」とか言われるわけだよね。保守のわれわれから見れば、不見識としか言いようがない、ただのプロパガンダだ。なぜなら、三流の自称「オピニオン雑誌」などにもよくあることだが、「なぜ日本人は「論語」を『心のよりどころ』にするのか」という表現は、『論語』が日本人の「心のよりどころ」であるという、誰も実証や論証をしたことが一度もない雑な主張を、まるで常識や自然法則であるかのように前提にしているからこそ書ける問いだからだ。でも、再び強調しておくが、『論語』が「日本人」の「心のよりどころ」であるなどという主張には何の実証的な証拠もなければ説得力のある論証もないし、こう言っては悪いが国学院大学ていどで教えている人間にそんなことができるとは思えない。

とにかく、こういうインチキ保守や無知無教養な右翼どもは、自分たちの思い込みや希望的観測を簡単に常識だとか「日本人として」の自然な考え方だとか、ましてや「伝統」であるなどと勝手に口走る性癖のようなものがあって、恐らくは何かのコンプレックスなどが考えられるので、たぶん思想とか社会哲学などの問題として考えるよりも、何かの「臨床事例」として精神医学の分野で扱うほうがいいような気がしている。

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