2017年12月17日に初出の投稿

Last modified: 2017-12-17

柴咲コウが気の毒でならない…大河ドラマ『直虎』つまらなさの研究

たかだか通俗週刊誌のオンライン版に雑文を載せたていどで「研究」とは失笑を禁じえないし、歴史学に携わる者が「主人公が女性だと、時代劇では立場上主軸になれない」などと、偏見を裏書きしてバカなのかと思ったら、メディア論の社会学者か。「メディア」という言葉を冠している分野にこそメディアリテラシーを適用して注意しないといけないのは、これまで何度か書いてきたとおりだ。この手の連中は業界太鼓持ちか、あるいは広告代理店にわざと泳がされて、適当な批判をガス抜きに書かされてる自覚のない「広報部隊」なので、よほどの人材でもなければ当人の下らない批評よりも、「こんなことが言えている状況」をよく観察した方がよい。

もちろん大河ドラマの良し悪しという批評はあろうし、個人としての好き嫌いはあろう。僕も半分くらいは観ていなかったのだが、「赤鬼」が出てきてから最終回にかけての10回くらいはかなり面白く観ていた。しかし、そういうことを除外しても、この記事はメディアとかテレビ番組とかの業界や脚本を書く文学、それから歴史学や政治学や経済学といった、本来は総合分野とも言ってよい時代劇について、どの分野についても何ほどの見識も感じられない。どこかの中小企業の「総合職」とかによくいる、適当にいろんな分野のことを「知ってる」というだけの無能と同じようなものだ。

  1. もっと新しいノート <<
  2. >> もっと古いノート

冒頭に戻る


※ 以下の SNS 共有ボタンは JavaScript を使っておらず、ボタンを押すまでは SNS サイトと全く通信しません。

Google+ Twitter Facebook