2018年05月27日に初出の投稿

Last modified: 2018-05-27

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CDラジオカセットレコーダー TY-CDS7 (L)ブルー

久しぶりに日本橋で買い物した。これまで使っていたミニコンポが故障したため、ラジオや CD を聞く機器が無くなってしまったからだ。音楽を聴くためだけにパソコンを立ち上げたりスマートフォンにアプリケーションを入れたくないので、少ない消費電力で聴ける機器があったほうがいいし、停電なら乾電池でラジオが聴けるのも利点の一つだ。

はじめに、堺筋線の恵美須町で降りてジョーシンの J&P テクノランドへ行った。正月に Blu-Ray ドライブを物色しに行ってから半年振りくらいだが、今回は連れと最上階の書籍売り場にも行って、15年くらい前はここで Wrox のプログラミング本の翻訳書を買ったなと軽く思い出に浸ってみたが、最近は半分が AKB やら何とか坂のスケベ写真集か、CG のモデリング技法と称するスケベイラスト集が 1/4 くらい、オッサン向けの Excel や Word の通俗本が 1/4 で、残りが雑多な技術書という感じだ。分量はジュンク堂のような規模の店には及ばないにせよ、この辺りでは屈指の書籍売り場を昔から構えているので、もう日本橋付近に IT ベンチャーやウェブの制作会社なんて殆どないとは思うが、重宝している人もいるのだろう。

で、テクノランドにはラジカセがなかったため、場所を変えてジョーシンの1ばん館で連れ合いが以前から目をつけていた東芝のラジカセを買った。1ばん館も半年ぶりだが、ここは店内に入ると意外と狭いのでビックリする。僕がよく出入りしていた中学生の頃(35年くらい前。ちょうどテクノランドが開店した当時)は、やや値段は高いが手堅く幅広い品揃えで、8ビットのパソコンを個人で使うなどという贅沢な趣味を持っていた人間なら、日本橋で必ず立ち寄る店だった。しかし、メインストリートの堺筋から東へ入った不利な場所にあって、結局は周辺に競合も含めて店が増えないうちに家電店やパソコンショップが逆に倒産・閉店してゆくダウンストリームに入ってしまい、孤立してしまった感がある。実際、日曜日にも関わらず店内は客よりも店員の方が多いありさまだし、中国人をはじめとする観光客も殆どいない。でも、僕が記憶している日本橋の店の中でも、いまだに営業している数少ない店舗の一つなので、テクノランドに対してと同様の妙な愛着がある。

で、買い物を終えてから歩いて帰ることにして、途中で食事しようと思って「船場カリー」が頭に浮かんだのだが・・・確か堺筋の東側で日本橋に近い場所にあったはずだが、見当たらない。閉店したようだ。仕方なく、古本屋にでも寄って『新修 大阪市史』でもあればと思ってみたが、まず日本橋の交差点の南にある宮本書店は昔から品揃えが微妙で、気の毒なことだが今回で終わりにしようと思った。「お金さえあればすぐにでも欲しい」と思うような本が一冊も見当たらず、立ち寄る意味がない。そういえば、ここで本を買ったことが一度でもあったろうか(レタリングの本を一冊だけ買ったことはあったかもしれないが)。そして、日本橋へ来たら定番の道順として、そのまま北へ進んで日本橋ブックセンターへ立ち寄っていたのだが・・・なんだか見当たらないと思ったら、ビルがあったと思われる場所が工事中になっていた。後で調べると、昨年(2017年)の8月いっぱいで閉店したとのこと。戦記物をはじめとして歴史の本が充実していた印象はあったが、それ以外の分野は特に印象がなく、文庫や新書もさほど目ぼしいものがなかったので(それに店の 1/3 くらいはエロ本と漫画だったし)、50年の歴史がある老舗だったようだけれど、最近は年寄りでも歴史や戦記物を読む人は減っているのか、なかなか経営としては難しかったのだろう。いまなら観光客を相手に美術書や漫画とかを売るようなアイデアで少しずつ盛り返すことはできたかもしれないが、それまでの(いわゆるセドラーなどの参入による)影響が大きすぎたのだろうか。

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