2017年11月14日に初出の投稿

Last modified: 2018-01-30

青野慶久‏ @aono 「別姓夫婦の子供が、両親の同姓を望んだらどうするんだ?」と聞かれるんですが、「同姓夫婦の子供が、両親の別姓を望んだらどうするんだ?」という視点が欠けている。数学が苦手だったに違いない。

https://twitter.com/aono/status/930043244913704960

サイボウズという会社は、社長といい、元社員の「OpenID の神」といい、自意識でしか社会や技術を語れないのかね。

僕は青野さんの受け答えは感心しないなぁ。それではまるで「別姓を選ぶ方が頭がいい人だ」とか、「頭がいい人は数学が得意だ」という別の差別を導入してるだけでは? どちらの場合でも当人たちの選択に委ねるべきではないかというのが青野さんの趣旨なんじゃないの? あれではまるで「自由な選択」が問題なのではなく、単に「違う姓を名乗りたい」という結果しか見てないバカと同じだよ。

それに、この手の切り返しは表面的には華麗に見えるかもしれないけど、彼はもう一つの問いを立てただけであって、元の問いに全く答えていない。そして、元の問い(子供が両親の同姓を望んだらどうするのか)への答えと、青野さんが出した別の問い(子供が両親の別姓を望んだらどうするのか)への答えが、同じ理屈で答えられることが選択制の本質なのだという点を強調しなければ、彼の議論は非常に狭い理屈だけで展開することになってしまう。しょせんはどちらの問いも子供の願望にすぎないわけで、法的にどうこうできるわけでもない以上、どちらにしても子供がそんなことを望んでも仕方がないというのが制度というものだし、そのうえで「選択制」をとっていることが親の個人としての見識なのだと子供に教えられる筈だ。

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