2019年09月19日に初出の投稿

Last modified: 2019-09-24

帰宅する途中で本町の紀伊國屋書店へ立ち寄った。会計の棚を眺めていると、「収益認識基準」について書かれた本が何冊か並んでいた。二年後には全面的に適用されるため、少なくとも二期くらいは実務で運用していないといけないだろうから、もう実装を始めないといけない会社が多いのだろう。もちろん、収益認識は昔からある会計学の概念であって、いまになって初めて知るなんて実務家は(少なくとも上場企業には)いないだろう。だが、実際には「財務のウルトラC」と称して、収益認識基準を都合よく切り替えるような人々も多いと思うから、一貫した基準で財務諸表へ計上するにあたって原則を再確認する必要はあると思う。もちろん、ウェブの制作会社の財務において、大原則は成約した時点を基準とする発生主義ないし販売基準だろう。サービス・サイトを構築して公開したり、商品を生産しただけで収益として計上するなんてことは、ふつうは「皮算用」でしかない。かといって、現金を回収するまで計上できないというのでは、たいていの企業は数か月から1年くらい、売掛のままで回収不能というリスクを長期にわたって放置していると見做されるかもしれないからだ。

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