2017年10月10日10時46分 に初出の投稿

河本孝之Takayuki Kawamoto

Last modified: 2017-10-10 10:46:14

携帯で気軽に投票できることは、参加の機会を増やすという目的には資するだろうけれど、その気軽さが仇になってポピュリストだけが得票を伸ばす結果になりはしないのかな。一時的な噴き上がりだけで手軽に投票する人が増えても、世の中は別に良くはならんだろう。でも、もちろん投票しやすくすることは進めていいのだろう。僕が言いたいのは、投票を電子化したくらいで自分たちに有利になると思ってるなら、それは右だろうと左だろうと甘すぎるということ。でも、こういうことを心配すること自体、要するに一般人の判断というものを信用していないってことなんだろう。本当のところ、僕は民主主義なり多数決というものを、その形式だけでは不十分だと思っているのだけど、だからといって形式以外の何かが十分に満たされていれば、それは「よい政治」の十分条件である可能性が高いんだよね。たとえば政治家になろうとする人材が全て賢明で計算高く人望にも恵まれていて善良でありなららも狡猾さを兼ね備えていれば、実は選挙しなくてもいいってことだ。では、政治家を志す人がそういう人材だとは限らないからこそ選挙をするのだろうか。それも、どうも違うように思う。

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