2017年10月09日12時29分 に初出の投稿

河本孝之Takayuki Kawamoto

Last modified: 2017-10-09 12:29:28

思うに、理論の専門的な応用とか効用ですら色々あるわけだから、もう安易な喩え話とかご都合主義的な対談調の通俗本をいくら出しても、自然科学であれ人文社会であれリテラシーの底上げには寄与しないと言いたい。相対論の俗書は何百年も作れるけど、そうすることで特殊相対論の考え方が多くの凡庸な人々の常識になるとは思えないんだな。同じく、日本人の多くが「進化」という概念を受け入れているのは、進化論を真面目に勉強したからでもなんでもなく、日本人の考え方と単に矛盾しなかったからにすぎないと思う。では、本当のところ啓蒙って可能なんだろうか。寧ろ新しい知識で説得するよりも既存の知識を掘り崩すことが先では。

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