2017年03月07日10時31分 に初出の投稿

河本孝之Takayuki Kawamoto

Last modified: 2017-03-07 10:31:01

「主人」や「嫁」という言葉は賞味期限 川上未映子さん

男性でも女性でも、配偶者を「これ」とか「おまえ」とか呼ぶようになってきた時から、DVとかそういう関係が作られていくんですよ。主人とか嫁とか呼ばれていると、そういう関係性が内面化されていく。だから言葉の力を馬鹿にしてほしくないんです。

この箇所は正しいと思う。「奥さん」という言い方にも違和感があるし。それに、多くの人は言葉の運用環境を維持することによって、それに伴う観念や思考のパターンにも束縛される。そして、そういう観念やイデオロギーと呼ばれるものが、何か行動を興すときのガイドになったりするものだ。

それはそうと、このタイトルはどうにかしてもらいたい。「聞き手」と称する三島という人物がつけたタイトルのままなのか、それとも朝日の校閲部に無能がいるのかは知らないけれど、いくら新聞社の記事だからって、文字数制限でもあるまいし「~という言葉は賞味期限」で終わるのは日本語の表現として不自然だ(そもそも新聞記事の日本語表現の多くは、実は子供に教えるべきものではないと思うが)。普通の日本語のコロケーション感覚をもっている人間は、「賞味期限切れ(だ)」くらいは書くものだろう。

冒頭に戻る


※ 以下の SNS 共有ボタンは JavaScript を使っておらず、ボタンを押すまでは SNS サイトと全く通信しません。

Google+ Twitter Facebook