Scribble at 2023-09-12 09:43:09 Last modified: 2023-09-12 09:44:53

いや、道路交通法の原則から言えば、ふつうキックボードどころか自転車も歩道を走ってはいけない「車両」だろう。ともかく、このキックボードは市場に現れたと思ったら、みるみるうちに公道を免許すら不要で走れる車両として普及し始めたわけだけど、まだ大半の市街地では自転車のまともな走行もできないというのに、なんでこんなものを短期間に普及させられるようにしたのか。国会に「キックボード族」みたいなのがいるのかという想像も難しいわけで、単に政治家が袖の下を重くしてもらって動いたようにも思えない・・・のだが、実際には「MaaS議員連盟マイクロモビリティPT」という政策集団（つまり利権が同じというだけの野合）が、警察庁などの懸念も無視して強引に普及させ始めたらしい。

こういうところが中国と似てるんだよな。それで国民に交通事故が増えても知ったことではない。MaaS なんていう、俺に言わせればコンピュータの低レベルなシミュレーションをもとにした子供の思いつきみたいな都市計画を提言する、愚かな建築家とか無能な交通政策学の連中と一緒に、何の利権があるのかこういう危険を高めるだけの軽率なことをどんどん進めている（たぶん、観光客向けに普及してるのが中国ベンチャーのレンタル・サービスだから、またぞろ中国人から大金を渡されてるんだろう。なんでネトウヨや右翼は、こういう連中を晒し上げないでハゲの「新党」の話ばかりしているのか）。それで何人が事故に遭おうと、MaaS という言葉が使えたらそれでいいという、まさしく中国共産党みたいな連中だ。そして、そういうのを「デザイン思考」などと言って、単なる中二病の全能感みたいなものを矜持だのなんのと言って、これからの国家官僚には必要だとか騒いでる、宮台真司なんていう人物もいるわけだ。（一部の人達は、この宮台という人物をリベラル、あわよくば左翼だと思っていたらしいが、彼の子供時代の話とかも含めて来歴を丁寧に見たら、どう考えても国家社会主義者、つまりはナチスなんだよね考え方が。）