Scribble at 2023-11-10 13:01:51 Last modified: 2023-11-10 13:05:17

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会社から業務用として iPhone SE 第2世代を借りて使っている。もう3年くらいになるだろうか。コロナ禍によってリモート・ワークが導入されたのをきっかけに、全ての社員へスマートフォンを貸与して、会社の電話回線にも IVR の機能を備えたクラウド型の PBX を導入して、会社の固定電話番号へかかってきた電話に自宅からでも出られるようにするためだった。ただ、コロナ禍を理由に多くの企業では電話での対応をやめてしまい、メールだけを問い合わせの窓口に変更したという事情もあって、結局は当社でもコーポレート・サイトには窓口として問い合わせメールとサービスごとの専用フリーダイヤルの番号だけを掲示することになったので、従来の企業としての代表番号というのは、実はかけても誰も出ない。IVR しか応答せず、誰にも転送していないからだ。

ということで、そもそも電話というものを使う頻度が減ってしまったのだけれど、社内では Google Chat だと書くのが面倒だという理由で電話をかけるほうが手っ取り早いし、相手も電話に出たら対応せざるをえなくなるという嫌らしい計算もあってか、いまだに電話という手段が使われる。別にそれはいい。サラリーマンというのは組織の中で仕事をしているのだから、電話に限らず他人の連絡や報告へ対応するのが仕事の一部だからだ。

さて、そうやって自宅で iPhone SE を使い続けているのだけれど、ふだんは Lightning の充電ケーブルを挿したままで放置している。電話を使っている数分、長くてもディレクターと打ち合わせする30分以内を除けばケーブルを挿したままであるから、簡単に言えば殆どの期間を充電率 100 % を維持したままで3年くらいが経過したことになる。でも、よく言われるようなバッテリーの劣化は起きていない。ケーブルを外して使っていても、この3年で電池の減り方が早くなってきたという印象はない。そして、いまプライベートで使っている iPhone 15 では、バッテリーの管理が更に最適化されているため、充電しすぎてバッテリーが弱るということがなくなるよう、更に改善されている筈なので、たとえば充電しながらメディアのプレイヤーで音楽をかけ続けるといった使い方をしても、さほど心配はしていない。それに、どのみち2年ごとに au/KDDI へ返却して次世代の機種に新調していく予定だから、2年だけバッテリーが使えたらそれでいいのだ。これはもちろん不健全な態度ではあろうが、よく言われるような、充電率 80 % と 20 % とを行き来しながら使うなんていう面倒でセコいことをしても、さほど SDFs 的にも効果がないと思うので、気にしないことにしている。そういうことを気にしないで生産的な活動に注力する方が世の中のためであろう。

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