Scribble at 2022-05-01 13:03:30 Last modified: 2022-05-01 13:06:59

たまにだが、PDF の論文をテキストとして出力してから Google Keep か Google Chat に投稿して、ただのテキスト・データとしてスマートフォンで読もうとすることがある。正直、PDF 形式というのは専用のデバイスや専用のソフトウェアが必要である(フォーマットはオープンだから Adobe の独占ではない)ことに加えて、いったん出力すると1ページあたりの文字数や幅などを再調整できないため、電子書籍専用のフォーマットに比べると面倒臭いフォーマットだと感じることがある。ただし、これは文献を引用したり参照する際の典拠表記で正確なページ数を記載するためには必要な制約であり、逆に僕は1ページあたりの文字数や文字のサイズを変えられて読みやすい代わりに、電子書籍専用のフォーマットは学術文献として信用に値しないと思っている。僕が自分の論説で ePub を初めとするフレキシブルな形式(リフロー型)のファイルを〈絶対に〉学術文献の形式として認めていないのは、それが理由だ。あれは、たとえ量子情報理論の学説が展開されていようと、媒体としてはヤンキーがコンビニで読んでる『週刊少年ジャンプ』以下の代物である。

それにしても、論文をテキストに変換してはみるのだが、これを全文としてペーストできないのが悩みである。Google Keep にしても Google Chat にしても、たいていの論文はそのままテキストとしてペーストすると文字数が多すぎてエラーとなる。よって、いまでは Google Drive にテキスト・ファイルのまま置いて、これを Microsoft Edge for Android で開いて読んでいる(Google Drive で直に開くと文字化けるうことがある)。

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