Scribble at 2023-03-06 18:23:57 Last modified: 2023-03-06 18:29:30

さきほど、今日は ASTRA Superior Platinum のブレードで髭を剃った。ASTRA は幾つかタイプがあるけれど、これはオリーブ色が基調になっているパッケージのブレードだ。これも「鈍刃」と言われることが多く、実際に剃刀というよりも名刺みたいな厚みの何かを髭に当てているような感触がある。シェービング・ソープは、このところ PRORASO のクリームを使っていて、これは確かに 2cm も出せば十分な泡が作れる。毎回のように泡が半分くらい余ってしまうので、最後に手を洗ったり顔の他の個所にもつけているくらいだ。

ちなみに、シェービング・ソープやクリームを溶かす水分だが、これは最初に予想していたよりも極端に少ない分量で十分である。だいたい、スプーンの大匙(カレーを食うときのアレ)で1杯も入れたら、どんどん泡が立つ。ただし、お湯を入れることだ(僕は熱いタオルを使わないので、もちろん熱いタオルの代用になんてならないが、いちおう電気ポットの熱湯を入れている)。そして、安物のシェービング・ブラシに付いてくる湯飲みみたいなサイズのボウルだと、かき混ぜていたら泡が飛び出してしまうため、やはり後から買い替えたように大きめの容器を使う方がいい。どのみち使うシェービング・ソープの量は同じなのだから、容器のサイズが大きいと十分に泡立てても飛び出す心配がない。容器が小さいと泡が飛び出す心配をするため、どうしても混ぜ方が足りなくなって、顔でラザリングしなくてはならなくなる。あるいは、混ぜ方が不十分なままだと泡の細かさが足りなくて、泡が短時間で消えてしまう。丼に代えて正解だった。こんなものは、自宅で自分が使うだけならなおさら、シェービング専用の商品にこだわる必要はないと思う。

ただ、記事でも書いた通り泡が細かいと粘りがあるため、コンケーブもくそもないスライダー式の剃刀は刃面が泡との摩擦で快適に動かせなくなる。これは水分を多くすると改善されるけれど、水分を増やすと泡が短時間で消えしまう。したがって、自然と刃の角度を立たせなくてはいけなくなり、それだけ剃っているときのリスクが増えてしまう。これは、やはり替刃式の剃刀の多くが泡の粘度に打ち勝つくらいの自重で剃れないほど軽すぎることに原因があるので、重いタイプの製品を検討してみるのもいい。100g 近くある替刃式の剃刀もある。

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