Scribble at 2024-12-12 22:47:56 Last modified: 2024-12-13 10:29:26
本日は出社日で、いつものように昼前にジュンク堂へ足を運んだ。実は、お恥ずかしながら因果関係の哲学を専門にしているという自覚はあるが、『ティマイオス』は目を通したことがなかったので、このたび講談社学術文庫で新訳が出たのを知って、ようやく読もうとしている。高校時代の担任は京大の修士でプラトンを研究していた先生だったので、高校の図書館にあったプラトンの全集から『クレイトポン』などを読んで感想を聞いてもらったりしていたのだが、その頃は訳者とは違って特にプラトンに関心があったわけではなかったので『ティマイオス』の内容も知らなかったわけである。
これは良い収穫だが、やはり悪い収穫もあって、もういちいち議論したくはないが、「女の子のための哲学入門」とかなんとか、よくわからないタイトルの本も見かけた。これが仮にフェミニズムのアプローチで書かれた本だとしても、それを男が読んで悪いわけはないのだから、やはりこういうタイトルは、僕がここで書いているように、「パンティーの見えてる女子高生のイラストを表紙に描いた哲学の通俗本」という表現で示唆しているような類の本なのであろう。
もちろん、これは偏見だが、本のタイトルや表紙というものは消費者の偏見を利用して決めたりデザインするものであるからして、偏見を理由に拒絶されたり無視されるなら、それは仕方のないことだろう。