Scribble at 2023-04-04 10:26:07 Last modified: unmodified

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This is perhaps the most frequently asked question we receive, and one we address by saying: there’s no such thing as a “beginner razor”.

THE MYTH OF THE "BEGINNER" STRAIGHT RAZOR

確かに、こういう主張にも一理あるとは思うんだよね。そもそもが、カートリッジ式の安全剃刀で十分なものを、わざわざストレート・レイザーで髭を剃るなんて贅沢に出費するのだから、剃刀に5万円くらい出す用意くらいしろってことでもある。最初から贅沢な趣味だと分かっていれば、確かにそれはそうだ。でも、何が適正なのかということについて、職人技だとか高級な鋼材だとか、果たしてそんなものが必要なのかという議論はできる。つまり、1万円の贅沢でいいものを5万円も出すのは、それは贅沢を越えた浪費とか見栄というものでしかなくなる。もう少し良い言い方をすれば、日本剃刀などについては伝統の保護とか技芸のサポートとかいう話になるのだが、それは生活の一部としての髭剃りとは関係のない話である。そういうことは国や地域社会がやればいいのであって、逆に国や地域社会が価値を認めない文化や風習や技芸は廃れて消滅しても仕方がない。われわれは情報であろうと文化や風習であろうと、全てを永久に残すなんてできないし、そうするべきでもないかもしれないからだ。

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