Scribble at 2023-01-04 09:27:06 Last modified: unmodified

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患部に塗ると、すぐに乾いてキズ口をぴったり密閉し、水仕事中や入浴時にもはがれにくく、傷口を外的刺激から守ります。殺菌成分「トリクロロカルバニリド」配合で、傷口をしっかり殺菌消毒します。

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若いときは無かった筈だが、いつごろからか増えてきたのが手の指先にできる「ささくれ」である。ささくれ、もしくは「さかむけ」も同義のようだが、指先の角質が一部だけ剥がれてしまった状態のことと説明されている。いわゆる指先の「甘皮」あたりにできるときは柔らかい状態が多いけれど、僕が困っているのは爪の脇にできる硬いささくれだ。もともと爪は皮膚が硬化したものだから、区別しようにも、どこからが爪なのかは分からない。しかし、硬くて爪の一部が剥がれたように感じられるため、爪に近い場合は「爪ささくれ」とか「小爪」と呼ばれたりするようだ。

これができると、不意に洋服の繊維が引っかかったり、あるいは同じ手の指で擦ったときに引っかかったりして、たいていは強い衝撃がある。ヒヤッとするし、痛いこともあるため、昨年までは絆創膏を指先に巻いていた。もちろん「治る」わけがないので、伸びてきたら爪切りでカットしてゆくしか方法はなかった。そして、爪ヤスリを使うようになってからは、爪切りであるていど短くした後に爪ヤスリでもっと引っかかりにくく削っていくようになった。そうすると、暫くは爪と同じく伸びてくるまで時間稼ぎになるのだが、同じ場所に再びできてしまう。

原因としては、もちろん手の乾燥だとか栄養の偏りとか老化とか一般的な話はあるけれど、実感としてはここ20年くらいのあいだに出来たと思うので、それ以外にも指先に強い衝撃がかかること、つまりはキーボードを毎日のように叩くことも原因の一つだろうと思う。恐らく、キーボードなんていうデバイスを今後も使い続けていかなくてはいけないのだろうから、もうこれは死ぬまで対処し続けなくてはいけないのだと思う。いまさら、ジジイになってからといってプログラミングを趣味としても止めるつもりはないし、タイプする速さやキーの叩き方を変えろと言われても無理があるからだ。もしタイピングの衝撃が大きな原因であるなら、何度も繰り返して生じる爪のささくれと付き合っていかなくてはいけない。

もちろん、それ以外の可能性もあるため、ささくれだけのために使っているわけでもないが、毎日のようにハンド・クリームは使っている。それから、昨年から使い始めたのが上記でご紹介している「液体絆創膏」だ。これは、爪ヤスリでささくれを神経質に削ることなく、僅かな分量を塗るだけで指先を保護してくれるから、愛用するようになった。希望小売価格は935円だが、多くの店頭では700円前後で販売されている筈である(昔は「希望」ではなく定価販売だったため、安売りすると薬の卸問屋に怒られたものだ。僕の実家も薬屋を営んでいるときに、製造元や問屋から人が来る日は販売価格の書かれたポップを隠したりしたものだ)。それでも、1回の使用量が僅かだし毎日のように使うものでもない(ささくれが出来て爪を削ると1ヵ月くらいは気にならなくなる)から、1本あれば数年は使える筈だ。逆に、使い始めると接着剤のように自然と硬化してきて、まだ半分しか使ってないのにチューブの中で固まってしまうといった心配をしなくてはいけないのかもしれない。

なお、この液体絆創膏の用途は傷口に使うことであり、実際に指先の傷にも使ったことがある。そして、注意書きにも記載されていることだが、ふだんはささくれに使ってるから感じなかったけれど、傷口に使うと酷く染みる。もとは大した傷でもないのに、暫くは逆にズキズキと痛みを感じるほどだ。でも、さすがに絆創膏と言うだけあって効果は高い。

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