Scribble at 2024-02-17 20:18:49 Last modified: unmodified

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単語集の本を何冊も買うくらいなら、大学受験用の英和辞典を1冊だけ買う方が良いという話をしたのだが、これを使って実際に単語を覚える方法を丁寧に解説するページを作ることにした。実際にやってみると、オリジナルの用例が全ての単語に付いているという利点が単語帳にはある。学習用の辞書だと、とりわけ覚えたい難しい単語に限って用例がない。でも、これも単語を覚えるための効用にもなる仕方で対応できる。なければ調べて、その用例を使えばいいだけだからだ。そういう用例は、たとえば Collins のサイトに用例だけを検索できる機能があるから、それを使えばいい。Collins の辞書にある用例なら、用例の英語そのものが難しいという皮肉な状況には陥らない(これが Merriam-Webster のサイトだとありえる)。

ということで、詳しい手順はこれから書いていくのだが、試しに僕がオリジナルの単語メモを作っている限りで言えば、だいたい1ページあたりで5つくらいの単語を抜き出している。ということは、5万語の辞書で1,500ページあるので、全体で7,500語くらいは知らない単語があるということだ。逆に言えば、派生語などを含めたら僕の語彙は4万語ていどはあるということになる。そして、当サイトでは既に幾つかのページや落書きで説明したように、4万語なんて語彙は実際には何の自慢にもならない。なぜなら、アイビー・リーグにすら進学できないアメリカの標準的な大学生ですら、5万語ていどの語彙は凡人としてもっているからだ。つまり、4万語なんてのはアメリカの一般市民レベルでしかないのである。しかも、彼らは特殊なスラングや方言など、他にも色々なフレーズを身に着けているので、単に単語を4万語ほど知っているというだけでは、彼らの実質的な言語能力(語彙に加えて生活で身につけたフレーズなどの合計)に追いつけていないのである。

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