Scribble at 2023-07-12 15:01:03 Last modified: unmodified

まったく同感だ。コーディングに proportional font なんて可読性が逆に下がるだけだ。技術者に、そういう審美眼を優先した UI の要素が必要な場合もあるとは思うが、少なくともコーディングのフォントにおいては、無機質で情け容赦の無い画一的なカーニングこそ、シンプルで汎用性のある環境を維持する、皮肉にもサステナブルな仕事の条件なのだと思う。確かに、文字間を微調整することにも意味や効用や価値がある。僕だってプログラマでありながらデザイナーでもある人間の一人として、それは理解している。しかし、そういう効用は機能性や汎用性を凌駕するようなものではないというだけだ。どれほど有能なデザイナーが装丁した本であっても、幻冬舎から出版されていたらクズだというのと同じ話である。（そして、そういう、敢えて言うが断定的な「差別」や「偏見」を根拠にして特定の出版社を無視しても、学術研究者、なかんずく哲学者として何か重大なことを知らないままものを考えることになるというリスクが、取り返しのつかないほど高くなるのかというと・・・まぁこんなのは小学生時代の俺でも愚問だと回答するね。）