Scribble at 2020-10-28 10:51:07 Last modified: 2020-10-28 12:38:52

リモート・ワークが会社で導入されたことにより、自宅ではなんだかんだとケーブル(接続するもの)が増えた。まず、業務用の iPhone 7 を全ての従業員に貸与しているため(そして、ついでにクラウド PBX も導入することにしている。これで自宅でも会社の番号で受けられるし、会社の番号で外線発信できる)、スマートフォンの充電ケーブルが1本増えた。そして、自宅の回線環境が必ずしも良いとは限らない場合もあるから、一か月で 50 GB も使えるデータ・プランのモバイル・ルータを全員に追加で貸与している。よって、これの充電ケーブルも加わった。それに、ウェブ・カメラを使うようになったので、これの USB ケーブルもあるし、ヘッドセットのイヤフォンをパソコンに接続する Φ3.5 mm 4極ミニプラグのケーブル(名称は知らん)もある。もちろん、従来からパソコンに接続しているスマートフォンの充電ケーブルもあるから、自席の周りはケーブルがやたらとあって、かなり鬱陶しい。実際、家具の隙間にケーブルが挟まったり、椅子で踏みそうになったりする心配を毎日のようにしなくてはいけない。

これは、もう会社の体制としてもリモート・ワークを止めるなんてことは考えにくいため、本年度中に初動対応の範疇として解決しておかなければいけない話である。くだらないことに長く神経を使うのは体力にもメンタルにも悪い影響があるなんて想像は、子供でもできる。そこで、最低でも優秀な USB ハブを探している。現在のように自宅のコンセントからタコ足で USB の電源タップをつなげるのは、どうも不安があるからだ。僕は、このコンセントというやつがあまり信頼できないので、なるべく電源のタコ足はせずに(家具の下に置いたりするため、分かりにくい)、手元で状況が確認しやすいハブに替えたいと思っている。実際、火災の一部はコンセントにこびり付いた埃でショートすること(「トラッキング」と言ったりする)が原因になっていたりするし、過電流で電気火災が発生する可能性もある。

ちなみに、知恵袋のような掃き溜めでは、コンセントやプラグの整備不良による電気火災が「めちゃめちゃ少ない」などと書いている馬鹿がいるようだが、こんなことは統計を実際に検索して調べれば小学生でもわかる話であり、東京の消防庁がとった統計では平成29年(2017年)の火災件数4,000件のうちで電気火災は約1/4の1,000件あって、内訳でプラグやコンセントが原因になっている火災は年間に100件起きている。これを「めちゃめちゃ少ない」などと表現するのは、はっきり言って電機工事会社か家電メーカーのプロパガンダだと言われてもしょうがないだろう。

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