Scribble at 2021-01-02 12:50:52 Last modified: unmodified

今年も引き続いて、特に関西各地の史跡やランドマークを調べる予定だ。もちろん、それぞれに対する特別な関心とか愛着という理由もあるが、僕はどこに住んでいようとこういう興味は湧いてきた人間だと思うので、奈良に住んでいれば吉野のどこかを調べたかもしれないし、板橋区の西台に住み続けていたら近くの植物園を調べたかもしれないし、チベットのどこかで暮らしていたら付近の史跡を調べたことだろう。

既に予告してあるとおり、東大阪市の山畑古墳群は数年前にいちど専用のウェブサイトを公開していたのだけれど、これはコンテンツを当サイトへ吸収して、再び公開したい。なんとなれば、山畑古墳群の南に展開している高安千塚古墳群について、新泉社の「遺跡を学ぶ」というシリーズから解説本が2019年に出ている。山畑古墳群についても言及されているため、参考になった。そして、それゆえにせめて山畑古墳群は一定のリソースとしてオンラインに残しておかないといけないなとも思う。

また、船場センタービルのページも昨年に書いたとおり、まだ拡充するべき事項がいくつも控えているため、時間を取ってまとまったコンテンツとして残したい(プライベートでも納得ゆく水準の知識として持っておきたいという願望がある。それが最初にない限り、コンテンツとして他人にまで公開する必要などなかろう。誰かのために調べたりページを制作しているわけではないのだから)。

そして、15年くらい前に『新シルクロード』が NHK で放映された前後に、たまたま僕も玄奘について興味を持って調べていた。その関連で、中国とシルクロードに関する専用の1段が書棚にできたほどだが、単行本から新書や文庫も後から増えたせいで、いまはぜんぜん入り切らない。ただ、「シルクロード」とか玄奘にゆかりのある土地というと、あまりにもテーマが大きすぎる。よって、これはもっとテーマを絞ってから特別に調べたりコンテンツにするべきかどうかを検討したい。

そして、その脈絡で漢詩を読み始めたのだった。或るとき、風呂で読むための特別な印刷で作られた漢詩の本を読んでいると、劉禹錫(りゅう・うしゃく)のよく知られた「望洞庭」という詩が気になって洞庭湖を調べたりしていたし、王維の『輞川集』にも惹かれるものがあった。そして、これら中国の土地についてもいくらか興味がある。

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