Scribble at 2021-12-25 09:45:36 Last modified: 2021-12-25 09:49:19

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さきほどカード・リーダーを探していたら、懐かしいものを見つけた。その懐かしい時代(と言っても5年ほど前の話だ)に当サイトでも紹介した筈だが、日本ではどういうわけか「ハンド・スピナー」などと呼ばれていた玩具だ。あの膨大な語彙数で知られる『英辞郎』のようなオンライン辞書にすら、ネイティブが使う "fidget spinner" というエントリーが存在しないほど軽視されているので、収録する必要すらないと思われているのだろうか。実際、他人が使っているのは、既に退職した人物が会社に持参して遊んでいた事例を短い期間に何度か見たことがあるだけだ。そういや日本橋に専門の店があったと記憶しているが、2年くらい後にサイトへアクセスしたら、とっくに別の商品を扱う専門店になっていた。

上記の白い fidget spinner(もちろん東アジアの僻地だけで使われている俗語など、どうでもよい)は、確か京橋の KiKi 京橋という商業施設にある BOOK OFF へ行ったときに、他の階に並んでいるカプセル・トイ自販機(要するに「ガチャガチャ」)で手に入れたものだ。最初に買った金属製の商品が自宅で見当たらなくなったので、ふと手にしたくなってガチャガチャを回したわけである(後から、金属製の fidget spinner も見つかった。ちなみに金属製の方は、なぜかクリスタ長堀にあるブックファーストで衝動買いしたものである)。さきほど久しぶりに使ってみると、もちろんガチャガチャで手に入れる安物は金属製とは違って1分もかからずに回転が止まってしまう。しかし、持続時間はさほど本質的なことではなく、回転している様子を短時間でも眺めるということの、恐らくは心理的な効用に何か意味があるのだろう。それが30秒なのか3分なのかはともかく、fidget spinner を回せるなんて無駄なことができる状況を作り出すことに意味があるのだ。

そうそう。それはそうと、冒頭で述べたカード・リーダーは、やはり Raspberry Pi を HDMI ケーブルで接続してセット・アップするなんて無様なことをしたくないので、どうにか headless でセット・アップする方法がないものかと思案していたのだった。でも、よく考えたら USB Type-C と A を結ぶケーブルは両方の端子がオスなので、カード・リーダーがあったとしてもオスどうしでは繋げられない。さはあれ、headless のセット・アップについてページを掲載している者がグラフィカルな環境で OS をセット・アップするなんて、沽券にかかわる。よって、さきほどアマゾンで microSD カードを挿せる USB Type-C のカード・リーダーを注文した。USB メモリの形状に近いケーブルなしの小型のカード・リーダーで、800円もしない安物だから速度は望めないが、MacBook Air に接続できてドライブとしてマウントできれば問題はない。

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