Scribble at 2024-07-04 14:11:08 Last modified: 2024-07-04 14:11:34

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サラサグランド0.3/0.5

ゲル・インクのボールペンを長らく愛用してきて、ここ最近は SARASA Grand のボディに Singno 307 のカートリッジを入れて使っている。カートリッジの形状は JIS で規格が統一されているため、他社のボディにカートリッジを入れて使えるのが良い。他にも、会社では EnerGel のボディに Singno 307 のカートリッジを入れて使っていたりする。

実は、Singo 307 のインクは素晴らしいと思うけれど、ボディは使い辛いと感じるので、もう何年も Signo 307 を使っているが、文具店で買うのはカートリッジだけである。逆に SARASA は、登場した頃はゲル・インクで実現した、水性の滑らかさと油性の色の濃さが両立したところに感心して使っていたけれど、そのうち中国に生産工場が移ったとか言われはじめた頃にインクのかすれが目立つようになって使わなくなった。ということで、不満があるところをそれぞれの製品から取り除くと、いまのようにカスタマイズした筆記具として組み立て直せるのが、やはりモジュラー化と標準化というものの一つの利点なのだろう。

ちなみに、SARASA Grand のクリップ(あるいはノック)は形状が異なるものもあるらしい。でも、その理由がいまいち分からない。メーカーによるマイナー・チェンジなのか、それとも Amazon で買うこともあるため(合計で4本持っている)、実はイミテーションだったりするのかもしれない。いわゆる文具ファンとか文具オタクなどと自称している人々も気づいていないらしく、誰も公に指摘していないのだが、形状が異なるせいでクリップの位置も違うし、ノックの深さも異なるため、やはりオタクであればこのていどの違いに気づいてもらいたいものだと思う。まぁ、長期間にわたって何本も持っていたり店頭で眺めたり公式サイトを頻繁に見ていないと気付かないことだろうから、気づくとすれば僕のように何年にも渡って数本を所有しているか、あるいは「SARASA おたく」みたいな人物でなければ気付かないのだろう(そういう人が公に指摘する保証もなければ義務もない。しょせんウェブに掲載される情報など、ほんの一部だという話でもあろう)。

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