Scribble at 2024-08-24 15:04:08 Last modified: unmodified

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The Settings app has taken over, but Control Panels aren't going anywhere yet.

Microsoft formally deprecates the 39-year-old Windows Control Panel

これまで、パソコンのスキルがない人材について、「Windows のコントロール・パネルすら開けないくせに、ネット・ベンチャーの社員でございなどと言ってる」といったセリフを使ってきたわけだが、この記事によるとマイクロソフトはコントロール・パネルを廃止するつもりらしい。そら、Windows 10 くらいから薄々は感じていた人がいたと思うが、なんで「設定」なんていう画面がコントロール・パネルとは別の UI として用意されているのかという疑問を覚える人は多かったろうと思う。これからどうなるのかは分からないし、しょせんは対応するしかないわけだが、少なくとも現状の混乱した(としか思えない)状況は何とかしてもらいたいと思う。実際、会社で Windows の操作を教えるときでも面倒臭い。

本来なら、コントロール・パネルだろうと「設定」画面だろうとお構いなしで、目的の configuration 画面を出すためにコマンド・プロンプトで CPL ファイルを直に叩いて起動させてもいいわけだが、日本の中小企業でそんな説明が通用するリテラシーが確保されている会社など存在しない。そして、これは学歴の問題じゃないんだよね。まだ学歴の問題なら、企業の人事もスペックだけで判断できるから(それこそ人事部の自分たち自身が中卒でもできる仕事だから)楽なんだろうけど、実際にはパソコンのスキルなんて学歴では分からない。なぜなら、いまやパソコンを使わずに遂行できているホワイト・カラーの業務というものは殆どないので、パソコンのスキル以前にパソコンについて関心があろうとなかろうと、一定の操作に慣れていないと企業就職できないからだ。

つまり、パソコンが「使える」というだけでパソコンについて興味があったりパソコンの基礎知識があるとは限らない人々が続々と会社に入る時代だからなのだ。僕が中学生だった四十数年前とは違って、パソコンというのは一部のマニアが所有して使っているホビーの道具なんかではなく、いまやパソコンに何の興味も関心もない人が仕事のために使わざるをえない道具である。僕と同じく四十数年前に8ビットのパソコンを使っていた人々にしたって、その大多数は自分が使っている筆記具について特別な興味や関心を持たなかったであろう。でも、その当時ですらボールペンのマニアとして世界中の色々なボールペンを集めていたサラリーマンはいたと思う。でも、企業就職して管理系の部署に配属されたからといって、誰も彼もがボールペンや集計用紙のマニアだと思われていたわけではあるまい。それと同じことにすぎないのである。

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