Scribble at 2023-05-24 08:06:47 Last modified: unmodified
僕が『Sim City』をプレイしたのは、確かスーパーファミコン版だったと思う。もちろん、多くのプレイヤーがそうしたように、最初はわざと最短の鉄道路線で何年も人員と物資を往復でやりとりして資金を数兆円ほど貯め込んでから、じっくり開発してゆくというイカサマをやったものだった。しょせんは単純な規則性で動いてるライフ・ゲームの応用だからだ。でも、好き勝手に開発していくと急に難しくなっていくし、あまりにも開発資金に余裕がありすぎても、なんだか萎えてしまう。なので、画面を埋め尽くすくらいの高層ビルが立ち並ぶ都市だとか、逆に必要最低限の施設しかないのに裕福な島とか、そういうのを作ってグルグルと資産が勝手に増えるようになったら、いつしかプレイするのをやめてしまった。そういや、この頃は他にも初代のプレイステーションで、『Tower』とかいうタイトルのビル経営のシミュレーション・ゲームで遊んでいた記憶もある。
いまプレイできる最新版の『Sim City』はサブスク版のようだが、どうもサブスクは気に入らない。それに、Android や Windows のバージョンによって使えなくなるのも困る。もちろん、コンシューマ機器のソフトウェアも特定のゲーム機器に依存しているわけで、なんだかんだ言ってもボード・ゲームが最もフレキシブルだという気がする。だから、いまだに fidget spinner(日本では「ハンド・スピナー」という名前で3ヵ月ほど流行した玩具)とかをたまに取り出していたりするのだろう。