Scribble at 2023-09-11 09:53:55 Last modified: 2023-09-11 23:35:46

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会議後に記者会見した大西委員長は「レーザースキャナーや写真測量などの最新機器が十分に活用されておらず、まるで昭和30年代の工法のようだ。修復するか、作り直すかを早急に検討しなければならない」と述べた。

和歌山の八郎山トンネル「まるで昭和30年代の工法」…コンクリートに複数の空洞

こういうのも象徴的なんだけど、「ものづくり」とか、やれ日本人が器用だとかいった、はっきり言えば膨大な数の作り話だとか、あるいは黒部ダムを始めとする成功事例だけに着目した教科書に載せてもいいような生存バイアスの偏見というのは、やはりマスコミに重大な責任があると思うんだよね。彼らは何かと言えば「事実」だの「真相」だの「ジャーナリズム」だというけれど、基礎的な論理学やクリシンやレトリック、いやそれどころか高校の現代文すら大した成績でもないやつらが記事を書いたりしてるわけで、そもそも彼らの大半は新卒採用された後で日本語を勉強した中国人の留学生と大差ない(いや、そして中国人にすら日本語の運用能力で劣ると言ってもいい)無能集団なのだ。それを、自分たちこそがマスコミであるがゆえに巧妙に隠してきただけにすぎない。僕が、NIE(教育現場に新聞を活用する)なんていう活動を狂気だと言っているのは、それが一つの理由だ(ちなみに NIE は海外にもあるが、海外のジャーナリストの大半は専門にマス・コミュニケーション論を学んで修士や博士の学位を持っている。民放で数年ほどアイドル・アナウンサーをやってから小銭を溜め込んで留学し、適当な女子大や短大の教授とかに収まる連中とは実質がぜんぜん違う)。

それはそうと、こういうのも何に配慮しているのか、施工業者を書かない理由でもあるんだろうか。少し調べたら、浅川組(和歌山市)と堀組(同県田辺市)の JV だということくらい簡単に分かるし、こういう事実が明らかになっている以上は正確に報道することがマスコミの仕事ではないのか。それとも、こういう業者を晒すと、和歌山の道を一人で歩いてると後ろから刺される心配でもあるのかね。

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