Scribble at 2022-08-08 09:42:15 Last modified: unmodified

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中国へ戻った劉容疑者は、父親の力も借りて中国残留孤児の女性の子どもになりすまし、94年、女性とともに再入国を果たす。翌95年、中国残留孤児2世として、愛知県豊橋市役所で外国人登録。これが公正証書原本不実記載同行使に問われたわけだ。

「マスク寄付」「PCR検査キット」でぼろ儲けの「東亜産業」 会社トップはインチキ中国残留孤児2世

このところ、街中に「PCR検査」をうたう簡易店舗のようなものが目立つようになった。だいたい3,000円前後で検査するなどと言っているようだが、そもそも PCR 検査は無料で受けられる。大阪市なら、大阪駅の前にある無料臨時検査所や、大阪府からの認定を受けた事業所が認定シールを掲げて無料検査を提供している。金を取ること自体がおかしいのだ。金をとっているということは、大阪府の認定を受けていない「闇検査」であって、信頼性の分からない検査人と検査キットで「PCR 検査ごっこ」をしているにすぎない。そういう「店」で白衣を着てる人間は、たぶん変な性癖のコスプレ野郎だと思う。というわけで、会社にも検査キットを導入しないかという営業のメールもやってくるし、自主的に検査キットを使ってる人の話を聞いたりもするが、やはり公的な機関か認定を受けた機関での検査をお勧めしたい。

それとは別の話になるが、自分で使う検査キットを販売している処方箋薬局も増えてきた。2021年の9月から認められて、検査キットを置いていると貼り紙を掲示している薬局を見かけるようになっている。ちなみに、薬剤師がいない単なる小売りは「薬店」なので、そういう店では販売できないし、そもそも処方箋が必要な薬も扱っていないから、薬店と薬局を区別できない日本の大人はそういまい。で、この手の検査キットは医療機関へ行くかどうかを決める一つの手がかりていどであって、自覚症状があればキットで陰性だろうと念のために行くべきだろうし、自覚症状がなくても陽性なら保健所の指示を仰いだ方がいい。明日になって体調が急変することもあるからだ。

そういう状況で、インチキ検査キットが2年前から色々と出回っている。上記の偽残留孤児2世の会社が自治体にすらバラ撒いている検査キットの品質は知らないが、こういう事業者に限らず胡散臭いものはいっぱいあるし、アマゾンでもよくわかんない製造元(適当な英単語を2つか3つほど並べただけという、いかにもな社名のあれ)の検査キットが大量に販売されている。しかし、検査キットも「体外診断用医薬品」という医薬品であって、国の承認した事業者(つまり独占資格である薬剤師がいる薬局)が販売するものだ。オンラインで勝手に売ってるものは、すべてデタラメである。「研究用」などとパッケージに書かれているが、別にどこかの医療機関が研究用に使っているものを卸したなんて意味ではない。そもそも、検査キットを勝手に製造して販売している業者は、そういう医療機関との提携や連携なんてできないし、その資格もないのだから、医療機関に「研究用」として販売する資格も実績もない。販売実績が全くないのに、「縄文人用」と書いてあるだけで縄文人が使った商品なのかと思うようなバカは、日本に一人もいまい。

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