Scribble at 2023-10-19 11:35:39 Last modified: 2023-10-19 22:27:32

添付画像

さきほどは Tiled Diffusion による画像の拡大とか精細化について語ったけれど、正直なところ印刷品質なんてプロのデザイナー(もちろん僕もだが)が入稿データを作るときに考えたらいいことであって、オンラインで公開したり、ブログ記事のキー・ビジュアルに使ったりするていどなら、そこまでの品質やサイズはオーバー・スペックというものだ。

一例として、上に添付してある画像は iPhone と同じく 19.5:9 のアスペクト比で生成した風景画像だ。画像としては 1,278 x 589 ピクセルで設定していて、これは iPhone の画面の解像度と比べて辺の長さは半分になっている(出力した画像は PNG で 1.5 MB と重すぎるので JPEG にしてある)。したがって、iPhone で見るとボヤケた印象になるかもしれないが、こうしてキー・ビジュアルなどの用途で使うには十分な画質と言える。というか、これ以上の美麗な画質を要求したところで、そんなものはただの自己満足にすぎない。たいていの人はキー・ビジュアルがあると少しは良い印象をもつらしいが、期待するほどの好印象は持たないし、しょせん内容とは関係のない「賑やかし」にすぎない。

なお、このアスペクト比で人物の画像を生成するときには、それなりに工夫しないといけない。実際に縦長にして何度か出力してみたが、solo として出しても高い頻度で画像が上下に分割されてしまうからだ。

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