Scribble at 2022-10-20 18:08:01 Last modified: 2022-10-20 22:40:39

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Google Pixel 7

au/KDDI のサイトで見かけた、Google の新しいスマートフォンだ。こちらは安い方のモデルである。それはそうと、ページの価格表記には「分割払いに追加の利子や手数料は発生しません。」と注釈があるけれど、これだけでは内税なのか外税なのかわからない。これが外税なら実際には安い方のモデルですら、10万円近い商品ということだ。

いわゆる「携帯代」と呼ばれるスマートフォンの利用料金が高額になる理由の一つは、キャリアの基本料金だけではなく本体の月賦代が高いからでもある。新機種が発売されるたびにキャッシュで手に入れて SIM カードを差し替えるなんて成金は、本体の代金がいくらになろうと大して行動は変わるまい。でも、大半の利用者は携帯代が一か月で1万円を超えるなんてありえないというのが実感だろう。おおよその金額で言えば、au を利用している僕の基本料金は月額で5,000円弱であり(ピタット4G LTE+通話定額ライトのプランで、故障紛失サポートを追加)、本体の代金は24ヵ月を過ぎて残額を再分割しているという特殊な条件だが、月額で1,100円ていど、そして au 決済でアマゾンの買い物をしているから、これは人によって金額が相当に変わるので除外しておこう。すると、スマートフォンとしての標準的な契約・利用料金としてだけなら月額で6,000円くらいであるが、機種変更して再び2年縛りの月賦に組みなおすと、本体代金が再び跳ね上がる。仮に、iPhone 14 の 256 GB モデル(161,770円)を購入したら、単純に24回払いで計算すると本体代金は月額で6,740円となる。基本料金と合わせたら確実に1万円を超えてしまう。

よって、多くの人は iPhone なんて選べないし、無理に買うとしても48回払いなどで手に入れるか、安く中古品を買ってカードのローンを払うわけである。上記の Google Pixel にしても、安い方が税込みで10万円近くにもなるようであれば、どのみちなら日本では iPhone を選ぶ人が多いだろう。よって、周りを見ても誰も Google のスマートフォンなんて持ってないという状況は変わり様がないわけである。でも、安いスマートフォンであれば、色々なメーカーの機種を見かける。安いなら選びようがあるからだ。

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