Scribble at 2023-10-10 16:18:49 Last modified: unmodified

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The Future of CSS: Easy Light-Dark Mode Color Switching with light-dark()

色を制御する CSS Color Module Level 5 は、規格の内容だけでも複雑で難しそうだが、この中に light-dark() という関数が追加されるという。light の色と dark の色とを指定して、たとえば background-color: light-dark(#ffffff, #333333); のようにモードの切り替えによって二つの色を切り替えるという・・・実に面倒臭い。ベースのカラー・スキームを指定するだけで彩度や明度を調整すればいいのに、そういうのは難しいのだろうか。

もともと、面倒臭いから dark mode というのは当サイトで採用していない。色盲や弱視の方に読み辛いページとならないようにはしているつもりだが、明るすぎて困るという人や、あるいは明るすぎる色に過剰な反応をする発達障害の人なら、もともと眼鏡を掛けたりするだろう。あらゆるページについて対策しなくてはいけないからだ。サイトの運営側が対応するようなことではないと思う。ただし、そういう眼鏡をかけることでコンテンツが視認しにくくなるようなデザインだとアクセシビリティに(そして、おそらくユーザビリティにも)反するだろうから、そこは対応しなくてはいけないだろう。僕も、最近はモニターの明るさを調整しても眺めていてきついことがあるし、もともと殆ど瞬きをしないせいでドライ・アイにもなりやすいので、パソコンで作業するときに偏光メガネをかけているときがある。これは、モニターを眺めているときは無条件に必要な対策だから、個々のサイトに偏光メガネなしでもいいように何らかのデザインの工夫をしてくれとは思っていない。そんなことは非現実的だし、権利の濫用だと思う。

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