Scribble at 2023-03-05 13:37:10 Last modified: 2023-03-06 10:01:18

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鉄鋼 I [用語/資格及び認証/検査・試験/特殊用途鋼/鋳鍛造品/その他] (JISハンドブック)

鉄鋼業界の用語については、もちろん JIS があるだろうから何らかの資料は持っておきたいと思っていたのだけれど、図書館に置いてあるような『JISハンドブック』は一冊が1万円を越えることは知っていたので(情報セキュリティ関連でも買おうかと思ったのだが、会社に稟議を出すことすら憚られるような値段だった)、なかなか手が出せないと思っていた。そこで、アマゾンで暫く古本の値動きを見ていると、ようやく2,000円以下で手に入るようになったので、2018年版を手に入れた。5年前の本だが、規格そのものが大きく変わることはないし、ましてや用語が頻繁に変わることはないであろう。素人が教養として知っておくていどであれば十分すぎると思う。

なお、替刃に使われる炭素鋼は JIS G 4401 という産業規格に規定されている SK120 という工具鋼の一部として分類される特殊用途鋼で、この規格も他の規格を幾つか参照していて、それらの参照先も本書に収められているため、かなり分厚い(約6.5cm)書籍だが使い勝手はいい。末尾には「鉄鋼記号の見方」が付録として掲載されていて、いま紹介した「SK120」は、「S」が鋼(steel)、「K」は工具(Kogu)、そして「120」は材料の種類を表していることが分かる。

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