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安部悦生『経営史』(日本経済新聞出版、2002、リンクは第2版)

日経文庫から出ている経営史の入門書だ。「会社」が発生した近世から歴史を説き、おおむね初見でも読めるていどに専門用語を排して、特に株式会社の歴史的な概略を伝えている。現代の概観は原則としてアルフレッド・チャンドラーの所説に従っているため、チャンドラーの所見を簡単に理解するためにも役立つ。ただし僕が読んだのは初版であるから、最後の事例がウィンテルである。GAFA が全く登場しないので(もちろん本書の主旨には殆ど影響ないのだが)、最新の事例に言及していないと嫌だという方は、第2版を参照してみるとよいかもしれない。知らんけど。

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