Scribble at 2023-02-04 19:25:07 Last modified: unmodified

添付画像

「生理学の教科書は何が良いか」と同様に、生化学の教科書についてもAmazonで調査した。次がよいように思われた。

生化学の教科書は何が良いか

これ教員が書いてるページなのかな。とにかく、見識が浅いというか志が低いというか。学生ならともかくとして、大学教員が「アフィカス」と同じことやるなよ、恥ずかしい。学生に薦めるなら、ちゃんと自分が目をとおしたテキストから紹介するなり選ぶべきであって、何が売れてるかなんて基準で適当に紹介するものではないよ。

まず、アマゾンの売り上げというのは注文するだけでもカウンターが上がるため、実際には買ってなくても空注文、つまり注文して発送の準備ができたあとにキャンセルを繰り返すと、買ってないのにカウンターが上がって「人気商品」になってしまう。電化製品で中華系の会社がバイトを使ってよくやってる手口だ。あとは、クズみたいな本でも売れてるように見せかける手口として、出版社がバイトにダミーのアカウントをたくさん作らせて空注文を繰り返してたりする(空注文が多いとアカウントがロックされるのだろう)。よって、アマゾンで売れてるのどうのなんて信頼できるものではない。

次に、手っ取り早く概観するなら漫画でいいなんて書いてるが、教科書として何が「良い」かと問うておきながら基準がめちゃくちゃだ。単位だけ取りたい学生の要望を満たしたいのか、それともレーニンジャーの上下巻を読破するくらいの学生に推薦したいのか、せめてどういう学生を相手にしたいのか明確にしておいた方がいい。

そして「結果と考察」なる文章だが、中身は読んでない(「なか見!検索」なんて立ち読み以下だ)というからぜんぜんダメだし、中学生の自由研究みたいな表を作ったところで評価の数が少なすぎる。

  1. もっと新しいノート <<
  2. >> もっと古いノート

冒頭に戻る


※ 以下の SNS 共有ボタンは JavaScript を使っておらず、ボタンを押すまでは SNS サイトと全く通信しません。

Twitter Facebook