Scribble at 2024-11-21 07:01:05 Last modified: 2024-11-21 11:22:49
安倍晋三元首相の妻、安倍昭恵さんは20日配信されたネット番組で、石破茂首相にエールを送った。「日本のために頑張っていただきたい。みんなで選んだ総理なので、決まったからには、みんなで応援しないといけないんだろうと思う」と語った。
この国のマスコミというか、国家の体制そのものと言っていいんだろうけど、こういうのって、この国が法治国家ではなく人治国家であることの証拠だと思うんだよね。良い悪いは別に議論できるとしても。もちろん、僕はあんまり良いことだとは思えない。こう言っては気の毒だけど、たかだか亡くなった代議士(内閣総理大臣ではあった)の妻にすぎない私人の発言を全国紙の新聞が皇族かなにかのように取り上げるなんて、およそ公的な使命をもつとされるジャーナリストのやることではないよ。
これと同じく、たかだか芸能人やセレブの政治的な発言を取り上げては、自分たちのイデオロギーを裏書きする証拠みたいに「報道」するなんていうスケベ根性も、僕にはまともなジャーナリストのやることだとは思えない。自分たちが有名人の名前と写真を使ってビラを撒いているにすぎないってことが自覚できないなら、もう新聞なんて発行するのはやめることだね。売上が減って夕刊を発行できなくなってきているというし、いくら産経グループの媒体が X に入り浸っている若造のネトウヨや右巻きの IT オタクに受けるような電子化を進めても、そうした連中は結局のところ購読料金なんて払わないか(都内の若手 IT エンジニアなんて、ゲームのガチャに金を注ぎ込んだり幼女の裸体フィギュアを買うのに必死だろう)、払おうとすれば闇バイトでもするしかないような手合だ。そういう連中を相手にしていても、旧来のメディアが体制や運営方針を変えもしないまま行き着くところは分かりきっているのに、それをどうにもできないってところも、これまた是々非々ではなく人間関係だけでビジネスや経営をしてしまっている人治主義のあらわれではないかと拝察するがね。