2022年02月11日に初出の投稿

Last modified: 2022-02-12

とにかく Windows のスタート・アップ(正確な定義は知らないが、英語の意味としては、常駐ソフトが起動し終わってデスクトップ環境が使えるようになる状況のことだと思っている)やらソフトウェアの起動やら、最近は押しなべて「遅い」と感じることが多い。というか、20年以上も Windows のデスクトップ環境を利用してきて、20年前のスタート・アップやソフトウェアの起動と比べて、まったく何もスピードが速くなっていないと思う。

その理由は、おそらくすごく単純なことだ。それは、スタート・アップに起動する常駐ソフトであれ、メニューから任意に起動させるアプリケーションであれ、ともかくプログラムが起動するときには例外なくネットワーク通信しようとするからである。そして、インターネットは「速い」と宣伝している通信プロバイダを利用していても、しょせんは C/S 方式のもとで通信相手の機器やサーバ・マシンにもパフォーマンスの責任があるため、要するにレイテンシという所要時間が必ずかかる。サーバからの反応を待ってから起動するプログラムが多ければ多いほど、合計の待ち時間は長くなるのは当たり前だ。よって、古くから「常駐ソフトは少ないほど良い」と言われるのだが、昨今は最も常駐のプロセスを多く使うのが Windows なのだ。

いずれにせよ、アプリケーションが起動するときにリモート・サーバへ接続するという挙動が当たりまえのようになっているし、これに利用者が文句を言うと、次は Adobe のように Node.js をインストールして隠れた常駐プロセスを山ほど動かし、利用者のパソコンから取得できる情報ならなんでも自社のサーバに送っていると思われるような実装になる。繰り返すが、レイテンシはゼロにはならない。必ず一定の時間がかかるし、アクセスが多くて相手のサーバが貧弱なら単純なレイテンシだけでは済まない時間がかかることもあれば、タイムアウトして処理が中断したり初めからやり直しとなる可能性もあろう。そして、特に Adobe 製品に多いのが、この起動する際にライセンス情報だかアップデート情報だかを通信でやりとりしているときにクラッシュするという事例が非常に多くて困る。いまや Adobe の PDF リーダー(すよっちゅう名前が変わるので、もう正式名称を調べる手間すら工数の無駄だ。今後は「PDF読み」とでも呼んでやろうか)なんて、5回に1回くらいは起動時にクラッシュしたりホルトする。

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