Scribble at 2021-04-23 10:44:02 Last modified: 2021-04-23 21:47:31

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大昔の CD-R からファイルを吸い出して 25 GB ずつ Blu-Ray に焼き直すという作業に着手している。その中で見つけたのが、今は無き『MYCOM PC WEB』という情報サイトへ阿久津良和氏が掲載した「新年は新しいWindows Shellで飾ろう! 」という記事だ。阿久津さんは、現在も『マイナビ ニュース』や『IT Leaders』に記事を書いたり本を出しているようだ。既にベテランの類にはなると思うので、昨今の安っぽい自称ライターが見習うべき仕事を今後も期待したい。

それにしても、1枚あたり 650 MB 以内の筈だが、現在のドライブで吸い出しても時間がかかるものだ。ファイル数が多いからだろうとは思うのだけれど、1枚分を吸い出すのに5分くらいかかる。なんでこんなに読み出しに時間がかかるのだろう。25 GB の Blue-Ray には CD-R で35枚分以上のファイルが入るのだけれど、35枚分を吸い出すのだけで1日かかりとなるだろう。でも、いったんやれば Blu-Ray で正・副の2枚を作成しておくと安心だ。そして、Blu-Ray で焼くための ISO ファイルには CD-R で1枚ごとに ZIP としてアーカイブ形式にまとめておけば取り回しも楽になるし、合計容量も少しは減る。よほど大事なファイルが入っているなら、それらだけを Google Drive へアップロードしておいてもいい。

こうして CD-R から何枚となく吸い出していると分かるのだが、だいたい5枚に1枚くらいの割合で全く読めなくなっているか、ファイル・マネージャの画面にファイルの一覧が出ていても、コピーしようとすると CRC エラーが出たりして壊れている。やはり定期的に焼き直しをしないといけないらしい。

[5時間後]

CD-R から吸い出したファイルを1枚ごとにフォルダへ入れていて、いま 46 フォルダ分まで吸い出した。これをフォルダ(つまり CD-R 1枚分)ごとアーカイブ&圧縮しているのだが、試しに ZIP と 7-ZIP で比べると、なるほど少しは 7-ZIP の方が圧縮の効率は良いようだ。圧縮前のフォルダ内のファイル・サイズ合計が 647,533,623 バイトであるファイルを、ZIP で圧縮すると 592,823,535 バイト、7-ZIP で圧縮すると 556,027,992 バイトだった。更に、7-ZIP で圧縮レベルを「最高」に設定すると、551,005,633 バイトとなった。標準的な ZIP と比べて1割近くファイル・サイズが小さくなる。ただし、困るのが圧縮にかかる時間だ。5倍近くの時間がかかっているため、これはこれで即座に 7-ZIP でいいというわけにはいかず、検討の余地がある。もちろん 7-Zip も20年以上にわたって使われている、スタンダードな圧縮形式の一つだ。Windows では ZIP や LZH しか知らない人も多いし、UNIX/Linux では tar + gunzip しか知らない人もいるだろうが、7-Zip も選択肢の一つにしていいし、Dyna ファイラでも正しく動くアーカイバの DLL があって、仮想フォルダとして扱える。1割は以外な効率の良さだったので、圧縮時間はともかく結果については良好だと言っていい。

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