Scribble at 2026-08-23 11:40:52 Last modified: 2026-08-23 12:16:18

分野を問わず、ソーシャル・メディアに露出してる学者の中で、海外の研究者と比較して日本の学術研究者の大半が凡庸もしくは無能な理由というのは、X を見れば一目瞭然だと思う。つまり、やたらと AI がどうのこうのと言っておきながら、学術研究の生産性を低下させる元凶の一つである「SNS に入り浸っている」という自覚がないからだ。そして、こいつらのツイートの大半は研究と殆ど関係のない内輪褒めの書籍紹介や印象操作の短絡や利益誘導の宣伝ばかりなのだ。学者がやるようなことではないのである。本当に有能な学者の多くは、もちろん海外でも日本でも SNS なんかに入り浸ってはいないし、アカウントを持っていても月に1度すら投稿なんてしないものだ。これだけソーシャル・メディアで有名なテレンス・タオやアンドリュー・ゲルマンですら、ブログの更新なんてせいぜい月に数回である。日本でも、たとえば伊勢田さんにしたって月に何回もブログを更新したりはしないであろう。

このように、ウェブという公の場に現れているものだけが学術研究の成果ではないし、ましてや現実の研究プロセスや実務なんてオンラインにある情報だけでは殆ど分からないものだ。生成 AI のレスポンスについても言える事だが、多くの重要な資料やデータや研究業績や活動記録というものは、実際にはオンラインに掲載されたりしないし、する必要がないからだ。なので、ソーシャル・メディアで毎日のように更新されている、日本のカス研究者のブログ記事やツイートなんてものは、その大半が自意識プレイのパフォーマンスや宣伝にすぎないのであって、それがたとえ論文や著作物の推薦とか感想であっても、学術的な重要性は殆どないし意味もないのだ(そもそも素人には理解不能だし、プロパーは既に知ってるか読んでるからだ)。ああしたものは、「私は学術研究コミュニティの正道あるいはコンセンサスから外れた意見や立場をもっていません」という自意識や保身の表現にすぎず、学術的な価値なんてないのである。そして、そういうことにばかり時間や神経を使っているからこそ、こいつら日本の大学教員というのは何の業績もあげられないのである。

昔から「バカ発見器」とはよく言ったもので、敢えて乱暴なことを言うと、高校生の諸君は SNS で馬鹿みたいにツイートして「いない」学者のもとで勉強したり研究することを目標に志望進路を考えたり調べるべきだろうと思う。実際、少なくとも科学哲学の研究者としてアマチュアではあるが学会の末席に残っている立場から言わせてもらえば、既に20年以上の記録から積み上げられた事実が証明しているように、SNS どころかインターネットを利用した公開の議論(掲示板やブログや動画などを含む)から、革新的でインサイトフルなアイデアや議論が生まれた試しなど一つとしてないのである。ソーシャル・メディアは、はっきり言って学術研究の実務と殆ど関係がないし、有用でもないのだ。そして、これが50年や100年も続いたとしてすら、恐らく結論は変わらないだろうと思う。なぜなら、殆ど同語反復に近い話だが、ソーシャル・メディアをせっせと利用するのは、それだけやることがない無能だからである。

  1. もっと新しいノート <<
  2. >> もっと古いノート

冒頭に戻る