Scribble at 2023-09-29 16:22:26 Last modified: unmodified

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ノートPC

既にご紹介した話として、当社では業務用のノート・パソコンを調達するにあたってメーカーを幾つかに絞っている。これまでかなり色々なメーカーのノート・パソコンを購入したりリースで契約して使ってきたけれど、やはり安い海外のモデルは故障するのが早い。また、海外のメーカーだと日本の法人や法人用の窓口があっても対応は遅いし、修理するための部品が残っていないという理由で修理できないこともある。また、ISMS の認証を受けていた頃は Lenovo などイギリスやアメリカでは政府機関での調達が禁止されている「中華パソコン」は当社でも避けていたのだが、いまだに40代くらいの人の中には IBM の ThinkPad 幻想にとらわれている人がいて、その後継ブランドであるというだけの Lenovo も堅牢なパソコンであるかのような錯覚に陥って稟議を書いてきたりする人もいた。そういう幻想を叩き潰してきたのだが、安いのは確かなので、ここ数年は Lenovo でも特にこだわり無く選んできたのである。

そういう事情もあったのだが、いくら安くても頻繁に買い換えていては長期的に見ると損である。よって、しっかり安定して使える国内メーカーに絞って調達することにしたのである。いちおうメーカーとしては富士通と NEC は無条件で選択肢に入れていいだろう。東芝は会社そのものがどうなるか不安があるため、パソコンの事業から撤退する可能性もあることから、いまは選定の対象にしていない。企業の経営が安定するということは、こういう些細な選択の積み重ねで大きな影響に跳ね返る。メンテナンスや調達の先行きに不安を感じるというだけで、調達の選定基準から外してしまうからだ。そして、殆どの企業にとって、そうすることによるリスクなんて何もない。

さて次に BTO のメーカーをどうするかだが、いまのところドスパラとかパソコン工房といったブランドは候補に入れてもいいと思う。けれど、このエプソンはどうなんだろう。いくら国内生産でアフター・サービスもしっかりしているとは言っても、はっきり言って高すぎるよ、これ。試しに当社のスタッフが使っている標準的なスペック(13.3 インチ型、Intel Core i5、メモリ 16 GB、SSD 256 GB、Web カメラ付き)でカスタマイズすると、簡単に20万円を越えてしまった。ドスパラなら5万円くらい安く組める。これはどうなんだろうなぁ。

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