Scribble at 2022-02-20 00:54:04 Last modified: 2022-02-21 09:39:51

長編になってしまったことと、内容についてはあくまで個人の意見としてご容赦いただきたい。

この死因はありえない!当時最も有力な死因をなぜ伝えないのか?

まさしく「長編」のカスタマー・レビューだ。内容の真偽については定かではないし、客観的に判断を述べる手持ちの材料もないが、少なくとも批評の対象である書籍に引けをとらないくらいの読み物であることは確かだ。

さてブルース・リーという人物については、僕自身の記憶ではテレビで放映されていた映画を親が観ていたという微かな記憶が残っているくらいだ。僕が彼の映画を自分で探したり選んで観たことは一度もない。正直、僕にとってブルース・リーという人物は、サモ・ハン・キムポーとかジャッキー・チェンと同じく中国拳法を学んだ映画俳優という印象しかない。それでも、俗人よりは優れた武道家であっていけない理由はないし、高価な器具や練習場を使って練習したり功名で巧い人たちに教えてもらうだけの時間とお金があるなら、効率的に習得したり訓練を続けて強くなってもおかしくはない。もちろん、芸能人だからといって仕事の他にやってることが何でもパブリシティ目当てのパフォーマンスだとは限らないわけで、実際にブルース・リーが高尚な武術の思想を抱いていたとしても何の不都合も不合理もない。わずか32歳で亡くなってしまったが、その考え方に凡庸な者として学ぶべきことがあったとしても、それの何がいけないだろうか。

そういうわけで、僕もジークンドー(截拳道。ブルース・リーが創始した「アート」)の本を眺めたことはある。特に弟子筋の人物が書いた The Straight Lead という本で解説されている、単純に見えるが非常に難しくて強力なストレート・パンチの理屈は、とりあえず理屈としては(その大半は、「アカデミック」だと自称している割には運動生理学や骨格学などを考慮していないアマチュア物理学でしかないが)興味深いものを感じたし、他にもブルース・リーの教えとして語られている点には興味深いものが多々ある。The Straight Lead で展開されている議論の主旨は大いに参考になった。

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