Scribble at 2026-10-16 19:02:08 Last modified: 2026-10-17 05:36:51
10月17日に予定している更新で、ひとまず『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』の短評を集めたページは一区切りとしておきたい(これまで温存してきた、相当な数の批判的な論点をいちどに列挙することになると思う)。おそらくは単行本として出るであろう第10巻以降の展開を受けてからでなければ、作者、登場人物、そして読んでいる方たちに対して妥当な議論を示せないと思うからだ。
僕は、どういう文芸作品についても言えると思うのだが、現にその作品を手掛けている作者がいて制作や創作を続行しているというのに、筋書きがどう展開するかを予想するなんてことはしたくない。そんなものは、既存の単行本に描かれている情報を使った推論ゲームにすぎず、文芸作品の取り扱いとして愚劣であることに加えて、そこで描かれている(架空のではあっても)登場人物たちにも失礼な話だと思うからだ。これは、東野圭吾氏が『白夜行』の雪穂らについて「トラウマ」という言葉で片付けようとする人たちに嫌悪感を示したのと同じ理由だと思う。
ということなので、何巻まで続くストーリーなのかは分からないけれど、次に更新するのは作品がいちおうの完結に至ってからとさせていただきたい。