Scribble at 2024-12-01 00:35:58 Last modified: 2024-12-01 00:36:56
スマートフォンやタブレットで仕事なんてやれないなと思う理由は幾つもある。なかば伝説的に、ザッカーバーグが iPhone で Facebook の利用規約を作成したなどと言われ続けているようだが、この宇宙でたった一つの事例だけを振り回してスマートフォンやタブレットで仕事ができるなどと言われても困るわけで、それが仮にネット・ベンチャーに限定されようと、いや、ネット・ベンチャーの経営者という更に特殊な業務だけに限定されたところで、その条件に該当する人物は何万人もいるし、その殆どはスマートフォンで自社の定款や自社サービスの利用規約など作成してはいまい。
実際、iPhone や iPad の Safari でウェブサイトを閲覧していても、これ SSL サーバ証明書を確認するなんていう初歩的なことすらできないんだよ。なんでも、Gemini によればアドレス・バーの鍵マークをタップ(あるいは長押し)しろというのだが、そんなことをしてもアドレス・バーの入力ボックスが出てくるだけだし、こんな小さな画面の狭い領域をタップしないと実行されない機能なんて UI デザイン的には「カス」同然であり、あってもないのと同じだ。なお、Gemini は iPhone や iPad の詳細設定からたどれる Safari の設定画面で「Web サイトデータ」からサイトごとの詳細な情報を表示できるなどと明白な嘘を言うので(あれはキャッシュ・データを消すための設定だ)、こんなものを信用するからいけないのだが、でも本当に iPhone や iPad で簡単に SSL サーバ証明書を確認する方法があるなら、UI 上でも簡単に分かるはずだ。なので、僕としてはスマートフォンやタブレットの Safari ではサポートされないと判断するしかない。もちろんスマートフォンやタブレットしかない状況で仕事をしなくてはならず、SSL 証明書を確認しなくては仕事が進められないというなら、他のブラウザを試すことだろう。ちなみに、iPhone では Edge を使っても証明書の情報を表示する方法は分からなかったが、Android の Chrome だとパソコンのブラウザと同じくアドレス・バーに表示される詳細情報のアイコンをタップして、簡単に SSL 証明書の情報を確認できた。iPhone に Chrome は入れていないから Chrome というブラウザなら証明書を確認できるかもしれないが、いずれにしても iPhone や iPad では特別な手順なりアプリケーションを使わないといけないという事実は明白だ。これが、Apple の伝統的なスタンスである、(アホの)信者にはデバイスの機構を隠すのが親切だという方針の反映であるかどうかはわからない。