Scribble at 2024-05-05 10:04:47 Last modified: 2024-05-05 10:06:35

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日曜ということで、朝ご飯をいただきながらテレビを眺めていると、子供向けのプリキュアだ、仮面ライダーだ、そして戦隊ヒーローだと、相変わらずの番組が続いている。もちろん、僕も子供の頃は仮面ライダーやウルトラマンや戦隊ヒーロー、あるいは特撮ヒーロー全般を観ていたし、スナック菓子の付録であった怪獣のカードを専用のアルバムに貼り付けたり、不足しているカードをメーカーに注文して取り寄せてコンプリートしたりという、もちろん当時としては贅沢な方のガキの一人でもあった。今でも続いていることに感心するし、戦隊ヒーローなんかは古今東西の職業とか社会的な身分や地位がネタとして尽きない限りは、これからも続々と新番組の設定が描けるであろう。

でも、相当な数の設定は子供番組として不適切であるに違いないし、宗教あるいは PC という観点からも不適切になる可能性があろう。たとえば・・・

・ホストとキャバ嬢

・AV 男優と AV 女優

・テロ組織

・カルト教団

それから、政治的・文化的な問題はないとしても、現実にそんな職業や職能や身分をテーマにして戦隊モノを設定するのは難しいという職業もあると思う。

例えば、ウェブ制作会社だ。敵と戦っている最中に電通から電話がかかってきたのでフェスティバル・タワーに行ってきますとか、なんとかレッドは ADK に出向してるから暫くいませんとか、なんとかピンクは鬱病と診断されたので交代しますとか。そんなもん、子供に見せてどうするのか。

あるいは IT ゼネコンの下請け開発会社だ。なんとかブルーとなんとかグリーンは徹夜明けでレッドブルを飲みながら敵と戦うとか、なんとかイエローは派遣なのでそろそろ契約更新しないといけないとか。そんなもん、子供に見せてどうするのか。

あるいは吉本芸人、あるいは相撲取り、あるいは文科省の官僚、あるいは技能実習生、あるいは闇バイトで集まったクズ学生、あるいは美人局の女子中学生、あるいはイジメか覚醒剤しかやることがない都内の成金高校生。そんなもんで戦隊ヒーローのチームを設定してもしょうがないわな。

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