Scribble at 2026-05-31 08:45:11 Last modified: 2026-05-31 08:54:29
Ernst & Young (EY) Canada published a cybersecurity report on loyalty program safeguards. We chased down every citation. Most were hallucinated.
E&Y と言えば、弊社の代表も何かのイベントでかかわりがあったコンサルティング会社なのだけど、まぁ経営コンサルティングというのは、多かれ少なかれ胡散臭いものではある。社内事情や利害関係から独立している立場で経営を分析したり評価するという効用は分かるにしても、企業人としてすら半人前の、せいぜい東大の修士を出たばかりの小僧とかが上場企業のガバナンスをあれこれと批評するのであるから、こんなのどう考えても監査機関に対するポーズでしかないわけで、現にコンサルティング会社もそういう道具であるのは承知しているのだ。よって、彼らの成果や発言のありとあらゆる内容は証券市場という舞台へ上がるために上場企業が施術する美容整形のような建前であって、マッキンゼーだろうと E&Y だろうとデロイト・トーマツだろうとアクセンチュアだろうと、まともなサラリーマンが真面目に受け取るような類のものではない。
ただ、そういう様式美だけが取り柄のゴミくずみたいな「年間レポート」などは、曲がりなりにもハーヴァードや東大を出ているていどの小僧が必死こいて書いていたわけだが、上の記事によると、いまやそういう文書ですら生成 AI に丸投げしていて、しかも大半がチェックもしていないハルシネーションのカタログみたいなものだという。もともと経営コンサルなんて「客観的な立場からの経営を理解する」というパントマイムを演じてるだけの小汚い芸人だと思っていたが、いまやパントマイムの台本すら自分で書けない無能集団というわけである。
それはそうと、上のページは The New York Times などがたまに公開してる「インタラクティブな」挙動のウェブ・ページを作ったのかもしれないけど、とにかく動作が遅くてウンザリさせられる。というか、大半のコンテンツがぜんぜん表示されないんだよね。slashdotted でアクセスが増えてしまって、コンテンツを読み込めないのだろう(データを DOM に展開できさえすれば、あとはクライアントのブラウザのパフォーマンスで処理できる)。このように、このところ世界中のコーダが React のようなツールへ依存してしまい、ウェブ・ページへ直に文章を書かずに JavaScript 経由で DOM に流し込んでから展開するという不届きなことをするのが流行してしまっているので、サイトにアクセスできてもコンテンツがロードできないという馬鹿げたことが起きる。E&Y はともかく、このサイトの設計者も、僕らのような IT アーキテクト級の人間に言わせれば、夏油が言うところの「猿」ということになるのだろう。