Scribble at 2024-11-17 22:37:21 Last modified: unmodified

メディアの現実的な影響力という観点で言うと、購買されている件数だけでは分からないような印象がある。これはアメリカでも同様だが、左翼やリベラルの新聞やオンライン・マガジンに限って paywall が多く、保守系やリバタリアンのメディアは購読料金が安かったり記事の多くが公開されていることが多い。日本でも、毎日や朝日は殆どの記事が paywall で読めないが、産経や読売の記事は逆に大半が無料で読める。なので、単純にコンテンツへの接触ということだけで言えば、保守系のメディアの方が購読者数は少ないのに影響力が大きいという皮肉な結果になっていると思う。

そもそも、世の中の圧倒的多数は貧乏人であって、いまや新聞の購読料金を一ヶ月で何千円も払えないわけだよ。スマホの料金を払うのが優先に決まってるから、そら新聞を購読なんてしない。ということは、都市部の成金はリベラルの新聞や雑誌を指先一つで購読できるが、その数は少ない。これに対して、圧倒的多数の貧困層や、僕らのような裕福でもなんでもない世帯にすれば、無料で読めるメディアに接触しやすい。実際、僕はなんだかんだと文句を書いているが、結局は毎日のように読んでいるのは読売新聞と産経新聞のサイトに掲載されている記事だ。読めない新聞のサイトなんてアクセスしても意味がないし、そのために何千円も払って朝日や毎日を購読するかと言われれば、どう考えても The Atlantic を購読する方が有意義に決まってる。なんなら、The Atlantic に掲載される日本関連の記事だけ読んでいてもいいくらいだ(どのみち日本の新聞なんて半分は広告で、あとは株価や下らない特集記事、それから公務員の下ネタやガキの虐めくらいしか報道しない社会欄で、あとはラテ欄だ)。

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