Scribble at 2022-03-28 13:08:26 Last modified: 2022-03-28 13:14:21

Yahoo! Japan が CCC の T ポイントをサポートしなくなり、これでいちいち Yahoo! Japan へログインするたびに連携を勧める下らない〈内門〉みたいなものもブラウザに表示されなくなると喜んでいる。そもそも、ユーザが登録したり購買行動などで生成する情報に利用価値があるなら、それは私企業1社が独占的に管理したり運用する必要などなくて、プライバシー関連の法令などに準拠すれば制限なく全ての事業者が活用していいはずである。情報の管理を独占的にコントロールしようというスケベ根性の事業など、そう長くは続かない(なので、OpenID Foundation 理事の崎村氏には気の毒だが、いわゆる情報銀行なるものも管理スキーム如何では全く普及しないと思う)。

プライバシーマークを運用している企業の Chief Privacy Officer が言うのは奇妙に思えるかもしれないが、僕は本人の権益を適正に保護するという前提さえあれば、個人の情報なんて誰がどう使おうと自由だし勝手だと思う。そういうことを過剰にプライバシーの何のと言い立てるからこそ、仮にそれを有効に活用する手段やアイデアが日本のベンチャーにあるとしての話だが、パーソナル・データは有効に活用できていないわけである。そもそも本当にプライバシーとしてひた隠しにしたい事があるなら、自分のチンコの長さを Facebook に書くのも同然の愚行は、最初からやるべきではないのだ。まぁ、チンコの長さに応じてポイントをくれるサービスがあるなら別だが。

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