Scribble at 2021-05-21 13:57:56 Last modified: unmodified
かなり昔のことを思い出すことがある。幼い頃に用を足すときのこと、親が「シー」とか声を出していた覚えがあるのだけれど、子供心に「そんなことしても、出る出ないに関係ないだろう」と呆れていた印象があった。あれから50年くらい経っている筈だが、なんで子供が用を足すときに、手伝っている大人は「シー」と言うのか分からない。というか、いまでもそんなことをする風習が残っているのだろうか。
少し調べてみると保育士向けの教材には「出そうな頃をみはからって『ウーン』や『シー』などの言葉をかけ、あせらずにいやがったらやめ、無理強いしないようにしましょう」と書かれていて、子供の排泄を促すために声をかけることが手法として紹介されている。たぶん、用を足すときに使うような言葉とか掛け声のようなものを大人が発して、〈そこで排泄しても構わないのだ〉と合図して子供を安心させる効果があるのかもしれない。