Scribble at 2020-09-20 15:50:37 Last modified: 2020-09-23 09:28:26

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高校数学の復習を続けているのだが、よく考えたら何年も分度器を使っていなかったことに思い当たり、ドン・キホーテで安いものを買ってきた。そして、よくよく眺めてみると何か違和感を覚える。ふつう、ノートなどに一定の角度をつけた何本かの直線を引くとき、鋭角ならどう考えても右側に開いた形で線を引くだろうと思う。大小の記号で代用するが、「<」なふうにだ。「>」のように左側へ開いた線で鋭角を表すことは、三角関数を習うと分かるように正負の符号が変わるため、標準的な書き方とは言えない(というか第一象限の図として描かないと符号を考えなくてはいけないので、面倒臭い)。どうして時計周りで示している角度の方が強調されているのか、これはよく分からない。「掛け算の順番」の話と同じく、何か小学校などで酷い思い込みをしている数学の素人同然の教師が、何か特別なことを教えている道具にしているのだろうか。(たとえば、「60度とは180度から120度を引いた値として記憶しなければならないので、分度器を使うなら180度から引く値として120度という目盛りを使いなさい」と教えているとか。ここまでくると、何かの宗教団体みたいだな。)

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