Scribble at 2026-01-29 06:26:54 Last modified: 2026-01-29 06:28:49

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実務家はご承知のとおり、プライバシーマークの認証機関や認定団体では申請などをオンライン化している。実は全ての手続きがオンラインだけで行えるわけではなく、いまだに代表印の押印が必要な紙の書類をスキャンして PDF をアップロードする書類もあるわけだが、数年前までと比べて格段に対応しやすくなった。審査の申請で提出する書類などは、かつてなら PDF の社内規程や帳票類のフォーマットを大量に複合機で印刷してからバインダーで留めて郵送していたので、何か不備や不足があると酷い手間がかかっていた。いまなら PDF のアップロードをやりなおすだけだから修正の対応も短時間でやれるだろう。また、たとえば文書審査の結果を PDF でダウンロードできるのだから、郵送で受け取るまでのタイムラグがない。弊社のようにリモート・ワークが中心の企業だと、僕が出社した翌日に書類が届いても、僕が受け取るのは次に出社したときとなる可能性もあるので、対応が遅れる可能性だってあろう。

そんなこんなで、色々とオンラインで済んでいるのは良いことなのだが、認定団体(実務家は分かってると思うが、具体的な名称は控える)の「ポータルサイト」と称するサイトへアクセスすると、こんな具合に容赦のない未熟なデザインのページが出てくる。もう、いかにも SIer のコーダが適当にコーディングしましたという感じの見栄えで、組織名をこんなに巨大な文字サイズで表示しなくてはいけない理由がどこにあるのか、まったくわからない。これは、何もスタイルシートを適用しなければ HTML 要素の中でブラウザが最も大きなサイズで表示する h1 要素の文字サイズですらなく、わざわざ更に大きくサイズを指定している。それに、これ h1 要素の中に p 要素を入れていて、更に h1 要素に 71px という指定があるのだ。まったく、ドキュメントの文書構造などおかまいなしだし、セマンティクスも知ったことかというありさまである。

これにくわえて、このポータルサイトで困るのは、ログインの手順だ。レスポンスの遅いフォームを使っているせいで、認証に失敗したかのような印象を受けることが多い。おかげで、やる必要もない筈のパスワードを再設定を2回もやる羽目になった。JavaScript で Ajax を使っているのはミエミエのレスポンスなのだが、異様に反応が遅いため、フォームの画面遷移が遅くて認証できたという印象がない。これに加えて、常に TFA を要求されるので「確認コード」がメールで送られてくるのだが、なんと送信元は「Microsoft (JIPDEC(Pマークポータルサイト) の代理)」などと名乗っているため、逆にフィッシング詐欺のメールと見間違うほどだ。どういう事情でリリースを急いだのかはわからないが、UX という観点だけではなく、ソーシャル・エンジニアリングという情報セキュリティの観点から言っても、かなり課題の多いシステムだと思う。まぁ、 SIer や IT ゼネコンやア*センチュア・・・いや、失礼、どこがハンドリングしてた案件なのかは知らないが、その手のコンサルの仕事なんて、こんなんでも弊社の年間売上高を超える受注金額で血税を使ってたりするのだから(俺って、本当にアクセンチュア嫌いだよな。具体的で強い理由は、実はないのだけれど、富士通とセットで炎上案件に名前が出てきてたのが理由なのか、年収1億円で部長に来てくれと言われても、本当にあんな会社嫌だし)、まったく気楽なものである。

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