Scribble at 2026-01-28 21:58:30 Last modified: unmodified

本日は出社していたので、午前中にジュンク堂で JIS 関連の参考にする本だとか、Python のだとかを眺めてきた。あいかわらず規格の解説書はどんどん値段が上がっていて、クラウド・サービスの規格を扱っている解説書は9,000円もする。それで規格書の条文を全て含んでいて、規格書まで買わなくてもいいというなら分からなくもないが、参考程度といった目的で買える価格ではない。その他、内部監査、PIA、それに、PMS の安全管理措置の大半は、いまや JIS Q 27002 をベースにしていると言ってもよいので、JIS Q 27002:2022 の解説書も眺めてきたけれど、自腹で買うようなものではないなと思う。定年後に JIS の審査員やコンサルで食っていくというならともかく、僕らのような人材が不足している業界や企業なんて、本当のところは殆どあるまい。「IT 業界の人材不足」と言ってはいても、その実情は AI で置き換えつつある IT ブルーカラーですらなく、要するに「儲かるオンライン・サービスを考えてくれる人」だとか「弊社を適当に DX してくれる人」だとか「IT 監査をチョロまかす知恵のある人」というだけのことだ。そんな都合のいい人材がいるものか。

次に、Python の本を眺めていた。いまやプログラミング言語の棚は半分くらいが Python 関連で埋め尽くされていて、C, C++, C#, Java で残りの8割くらいが使われている。あとの僅かなスペースを、PHP, Go, Ruby, それからいかに話題となっていても息切れの感が拭えない Rust に、もう誰も話題にしない関数型言語のあれこれという割合になっている。そういや、Perl の本を一冊も見かけなかったのだが、いくらなんでも酷すぎる。僕はウェブ・アプリケーションのプログラマとしては Perl から始めたので、Perl の本だって数十冊を読んで所持していたこともあるから、別にメシウマでもなんでもない。Perl 6 の評判がいくら悪くても、Perl 5 系統の本くらいは置いてもいいのではあるまいか。まぁ、最後に出版された本ですら10年くらい前のものかもしれないが。

あと、もちろん AI 関連の棚も見ているけれど、どうも買う気がしない。拡散モデルの本は既に幾つか手元にあるし、なんだかんだ言っても基礎的な話題を掘り下げようと思えば PyTorch, Transformers, Diffusers などのオンライン・ドキュメントや arXiv の論文を読む方が有益だったりするので、LLMs の本であるかのような体裁で、実質的には「チャッピーで DX ゴーゴー!」みたいな馬鹿話しか書いてない日本人の書いたものなんて読む意味がない。

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