Scribble at 2024-12-24 13:05:41 Last modified: 2024-12-24 13:09:58
23日午後6時20分頃、福島県喜多方市熱塩加納町熱塩の民家の居間に、体長約90センチのクマが入り込んでいるのを帰宅した住人の60歳代男性が見つけた。男性は隣家に避難し、けがはなかった。クマは24日午前11時15分現在も室内にとどまっており、県警や同市、地元猟友会が対応を協議している。
それはそうと、秋田市でスーパーに侵入して数日も経ってから捕獲されたという一件について、捕獲したクマを殺処分することへ苦情が来たという。それに対して、こんどは秋田の知事が「私にもし来たら、完全に相手を威嚇する。お前のところにクマを送るから住所を送ってくれと。こうすると相手が電話を切ります」などと発言して更に話がややこしくなっているようだ。この知事も知事だが、クマの殺処分へ気軽に「動物愛護」などと称して苦情を電話する暇人にも困ったものである。
野生動物、しかも天敵がいないような動物が人里に下りてきて食料を得てしまうと、簡単に言えば行動する範囲が広がってしまう。どれほど「いのち」だ何だと気軽に叫ぶ活動家や、心優しき暇人どもが野山へ返せばいいと言ったところで、そういう動物は再び人里に下りてきてしまうのである。そのたびに、襲われる心配をしながら再び捕獲して同じように山へ戻すのか。行動生物学の初歩的な知見や野生動物との付き合い方を注意している自治体のページなどを検索すらしないで苦情を言うとは、いまどき生成 AI 以下の知能だ。バカバカしい。
もちろん、潜在的に危険だからといって、さらに山中まで足を踏み入れてクマを無闇に捕獲したり撃ち殺すようなことはすべきでないだろう。それは逆にヒトの過剰反応でしかない。苦情を言ってきた人を「恫喝する」などと自治体の首長が気楽に発言するような過剰反応と同じような程度の低い話でしかない。とにかく、どちらにしても AI やサルじゃあるまいし、人としての見識くらいもってはどうなのか。